SHARE Vol. 60 No. 1 (2023) 新製品·新技術特集 技術論文 ENGLISH 感圧塗料を用いた回転機械ラビリンスシール励振力の可視化 Visualization of Labyrinth Seal Force Acting on Rotating Machinery Using Pressure Sensitive Paint 和文 (3.9MB) 英文 (1.6MB) 西田慎吾 Shingo Nishida 岩﨑真人 Makoto Iwasaki 大村尚登 Naoto Omura 西田慎吾 岩﨑真人 大村尚登 回転機械の信頼性向上のためには,運転中に作用する流体力の予測が極めて重要である。近年,流体力の評価にCFD解析技術が適用されているが,CFD解析を検証し,高精度化するためには流体力の可視化計測技術が有力なツールとなる。三菱重工業株式会社では同検証技術として感圧塗料(Pressure Sensitive Paint: PSP)を用いた非定常流体力の可視化に取り組んでいる。本研究では同技術を狭隘部の計測が可能となるように改良し,回転機械のシール部に適用して,CFD解析結果と比較した。同計測結果より詳細な圧力分布を把握することができ,流体力の発生メカニズムの理解が進んだとともに,CFD解析との差異を検証することで,今後の評価手法の高度化につなげることができた。 三菱重工技報 Technical Review Vol. 62 No. 2 物流·冷熱·ドライブシステムドメイン特集 Vol. 62 No. 1 新製品·新技術特集 Vol. 61 No. 4 原子力特集 Vol. 61 No. 3 マテリアリティ特集 - 三菱重工グループが考える重要課題に対する取組み - Vol. 61 No. 2 プラント·インフラドメイン特集 Vol. 61 No. 1 新製品·新技術特集 Vol. 60 No. 4 サービス技術特集 Vol. 60 No. 3 エナジードメイン特集 Vol. 60 No. 2 物流·冷熱·ドライブシステムドメイン特集 Vol. 60 No. 1 新製品·新技術特集 MHI FUTURE STREAMが捉えるメガトレンドと持続的な社会貢献に向けた当社グループの挑戦 CCUSバリューチェーン構築に貢献するCO2コンプレッサ 熱供給セクターの脱炭素化に貢献する大容量·高温ヒートポンプ 倉庫の保管効率と入出庫速度向上を両立させる新型自動運転フォークリフトの開発 プラント支持鉄骨の自動最適設計システムM-FRAMEの開発 新聞輪転機 自動運転機能Auto-Pilot Printing(APP)の開発 安定燃焼と高負荷変化率を実現する次世代ガスタービン制御 アクチュエータの冗長性を利用した無人ビークルの耐故障制御機能の開発 AM造形を活用した通風口用EMPシールドの開発 金属Additive Manufacturing技術を活用したコンパクト·高性能熱交換器の開発 砂型積層造形を活用した最適鋳型構造設計技術 RO膜(逆浸透膜)を長寿命化する脱塩性能回復剤の開発 マテリアルズ·インフォマティクスによる材料強度特性の予測 風災害レジリエンス向上に貢献する台風被害シミュレーション技術 薄型センサによる圧縮機翼端ケーシング流れ角計測技術の開発 ガスタービン燃焼器内火炎の3次元形状可視化技術 感圧塗料を用いた回転機械ラビリンスシール励振力の可視化 3Dデジタル記録化を実現する 写真投影による簡易3D検査記録システム