SHARE Vol. 60 No. 4 (2023) サービス技術特集 技術論文 ENGLISH 部品損傷記録を活用した検査効率化技術 Inspection Efficiency Technology Using Part Damage Record 和文 (873KB) 英文 (894KB) 小嶋良昌 Takaaki Oshima 柿山優大 Yudai Kakiyama 道辻健太 Kenta Michitsuji 竹ノ内高子 Takako Takenouchi 小嶋良昌 柿山優大 道辻健太 竹ノ内高子 部品修理サービス事業では,検査時に発見した部品の損傷に対し,廃却/修理などの処置判定を迅速に行うことが検査時間短縮を実現する重要な要素の一つである。三菱重工業株式会社は,部品の損傷状況を廃却/修理基準のデータベースと照合し,蓄積した損傷記録に基づき,廃却を早期に判定できる検査順を部品毎に動的に提示する技術を開発した。本技術は,社内複数製品の検査業務に適用しており,ある製品での検査業務では,検査に要する時間を短縮できる目途を得た。この技術により,部品修理サービス事業における検査業務を効率化·短期間化し,お客様からお預かりした部品のより早期の納品に貢献していく。 三菱重工技報 Technical Review Vol. 62 No. 2 物流·冷熱·ドライブシステムドメイン特集 Vol. 62 No. 1 新製品·新技術特集 Vol. 61 No. 4 原子力特集 Vol. 61 No. 3 マテリアリティ特集 - 三菱重工グループが考える重要課題に対する取組み - Vol. 61 No. 2 プラント·インフラドメイン特集 Vol. 61 No. 1 新製品·新技術特集 Vol. 60 No. 4 サービス技術特集 MHI流サービス進化論- 顧客価値を最大化する三菱重工グループのサービス - 生成AIを活用したTOMONI®のスマート保全と遠隔監視 :現状と将来展望 横浜市との共同研究におけるAI遠隔監視·運転支援システムMaiDAS®による自動運転の取組み 遠隔監視システムを用いて運転状態に則したソリューションを提案 お客様の部品購入体験を刷新するE-Commerce ロボットを活用した安全で効率的な配管検査サービス 離れた現場の状況をリアルタイムで共有できる遠隔作業支援ツールの適用展開 AIによる画像解析を活用した高強度フェライト鋼配管溶接部の余寿命診断サービス 表面検査(MT/PT)を代替する渦電流探傷技術(ECT)を活用したプラント·配管設備の検査サービス 工程短縮に寄与する超音波技術を活用したプラント設備の高効率検査サービス 修理期間短縮を実現する在庫戦略立案技術 部品損傷記録を活用した検査効率化技術 Vol. 60 No. 3 エナジードメイン特集 Vol. 60 No. 2 物流·冷熱·ドライブシステムドメイン特集 Vol. 60 No. 1 新製品·新技術特集