Vol. 61 No. 3 (2024)   マテリアリティ特集
- 三菱重工グループが考える重要課題に対する取組み -
技術論文
ΣSynXを核としたTOMONI基盤技術の全社展開：AIとデジタル変革への最新の取組み

ΣSynX Enhanced by Distribution of TOMONI Platform Technology : Latest Initiatives Towards AI & Digital Transformation
圓田哲也
Tetsuya Maruta
佐藤浩二
Koji Sato
野老一弘
Kazuhiro Tokoro
斉藤仁志
Hitoshi Saito
大西　徹
Toru Onishi
圓田哲也
佐藤浩二
野老一弘
斉藤仁志
大西　徹
インテリジェントソリューションTOMONI®はAIや機械学習を活用したプラント性能向上,O&M,運用性改善などのソリューションなどを展開し,お客様の運転·運用を支援している。三菱重工業株式会社はAI·デジタルで社会変革に貢献するため,デジタルイノベーションブランドΣSynX®を推進している。 TOMONIにおいてもエネルギー分野で培った経験,ノウハウをTOMONI基盤技術として整備し,ΣSynXのモジュールとして当社の他の事業領域,社内業務にも展開されつつある。CO2ビジネスにおける遠隔監視ソリューション,社内計画·保守業務における生成AI活用,自社製造現場での可視化による生産効率化といった業務にTOMONIは活用が進んでおり,製品の付加価値拡大や業務効率化に貢献している。

三菱重工技報