IGCC(石炭ガス化複合発電プラント)
[ 火力発電 ]

IGCC(石炭ガス化複合発電プラント)
石炭ガス化複合発電プラント(IGCC)は、石炭をガス化することにより高い発電効率と環境性能を誇る次世代の火力発電システムです。
IGCCは、石炭をガス化炉でガス化し、さらに、ガスタービン・コンバインドサイクル発電(GTCC)と組み合わせることにより、発電効率と環境性能の飛躍的な向上を実現しています。大型IGCC では従来型石炭焚き火力発電方式と比べ、発電効率を約15%向上させ、CO2の低減も図ることができます。 三菱パワーは空気吹きと酸素吹きという2つの石炭ガス化技術を保有し、技術力で世界をリードしています。IGCCは、石炭資源の有効活用と、環境保全の両面で今後さらにニーズが高まると予想され、世界中から注目を集めています。

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空気吹きIGCC

空気吹きIGCCは石炭のガス化反応に空気を用いています。
石炭は、まずガス化炉で空気をガス化剤として石炭ガスに転換されます。石炭ガスは、ガス精製設備でガスタービンの適用燃料基準および排ガスの環境基準に適合するよう脱硫・脱じん処理され、“精製ガス”として複合発電設備に供給されます。
複合発電設備では、精製ガスを燃料としてガスタービンを駆動して発電を行い、さらにその燃焼排ガスの熱を排熱回収ボイラー(HRSG:Heat Recovery Steam Generator)で回収し、水と熱交換することで蒸気を発生させ、蒸気タービンでも発電します。
また、ガス化炉後流の熱交換器で、高温の石炭ガスを冷却する際に発生する蒸気をHRSGに合流して蒸気タービンでの発電に使用しますので、より効率的な発電が可能です。

空気吹きIGCCシステムの概略系統

酸素吹きIGCC

酸素吹きIGCCは石炭のガス化反応に酸素を用いています。
石炭は、まずガス化炉で酸素をガス化剤として石炭ガスに転換されます。石炭ガスは、ガス精製設備でガスタービン(GT:Gas Turbine)の適用燃料基準および排ガスの環境基準に適合するよう脱じん・脱硫処理され、“精製ガス”として複合発電設備に供給されます。
複合発電設備では、精製ガスを燃料としてガスタービンを駆動して発電を行い、さらにその燃焼排ガスの熱を排熱回収ボイラー(HRSG:Heat Recovery Steam Generator)で回収し、水と熱交換することで蒸気を発生させ、その蒸気で駆動する蒸気タービン(ST:Steam Turbine)でも発電します。
複合発電設備では、精製ガスを燃料としてガスタービンを駆動して発電を行い、さらにその燃焼排ガスの熱を排熱回収ボイラー(HRSG:Heat Recovery Steam Generator)で回収し、水と熱交換することで蒸気を発生させ、蒸気タービンでも発電します。

また、ガス化炉後流の熱交換器(SGC:Syngas Cooler)で、高温の石炭ガスを冷却する際に発生する蒸気をHRSGに合流して蒸気タービンでの発電に使用しますので、より効率的な発電が可能です。

酸素吹き石炭ガス化複合発電システム構成

三菱重工グループの実績