蒸気タービン
[ 火力発電 ]

蒸気タービンは自家発電から原子力発電まで、様々な発電装置に幅広く用いられています。
三菱重工グループでは、長年にわたって培ってきた自主技術を駆使し、翼の高効率化やISB(Integral Shroud Blade)長翼の開発、材料開発を含めた高温化技術の開発を行い、蒸気タービンの効率性と信頼性を高次元で両立させています。自家発電用の小型単車室タービンから原子力用大型タービンまで、多様なニーズに応えられる幅広い蒸気タービン設備を製作・納入しています。中でも大型タービンは、火力・原子力、50Hz・60Hzのすべての組み合わせで100万kW超級までの対応が可能です。 三菱重工は、これまでタービンの技術開発により蒸気条件を向上させ、プラントの高効率化に着実に貢献しています。蒸気温度の高温化については、数多くの600℃級の超高温大容量蒸気タービンを製作・納入し、現状、再熱620℃を商用機に適用しており、蒸気条件700℃級、35MPaを目指すなど、次世代技術の開発に現在もたゆまぬ努力を続けています。 また、グローバルな生産拠点を活用し、お客様のあらゆる用途や条件に応じた最適な設計・製造を行うことにより、経済性、信頼性の高いタービンの提供を可能にしており、蒸気タービンの納入実績は、世界70か国2,600台以上に達しています。 お客様のニーズに応えた高効率なタービンを提供することによって、CO2削減と地球環境保全に貢献いたします。

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三菱重工グループの実績