Vol. 63 No. 2 (2026)   プラント·インフラドメイン特集
技術論文

霧模擬技術の革新:自律型モビリティ評価システムによる高精度な霧環境の再現

Innovation of Fog Emulation Technology: Reproduction of Fog Environment by Testing and Verification System for Autonomous Mobilities

中山悠
Haruka Nakayama
吉見一真
Kazuma Yoshimi
日根野義克
Yoshikatsu Hineno
中山悠
吉見一真
日根野義克

自動運転システムは,世界的に精力的な開発が進み,今後飛躍的な能力向上と普及が見込まれているが,その安全·安心を保証するためには,多様な自然環境下(霧,雨,光,雪など)においてセンサやシステムが正常に機能することを検証する必要がある。三菱重工機械システム株式会社では,この検証ニーズの高まりを見込み,自律型モビリティの評価システムである屋内型の統合環境試験システムを開発中である。本報では,一様な環境の実現·維持の難易度が高い霧模擬について,簡便な方法で10~200mの任意の視程を±10~15%の精度で形成·維持可能な制御システムと制御方法を説明する。