世界各国がCO2排出量を2050年前後にネットゼロにするという共通目標が共有されつつある中で,三菱重工グループでは,当社グループのCO2排出量及び当社グループの製品使用によるお客様のCO2排出量を,2040年までに実質ゼロとする"MISSION NET ZERO"を宣言した。エネルギー社会システムを"供給側"と"需要側"に大きく分け,それぞれの領域おいて目指すべき方向性を"エナジートランジション(Energy Transition)"及び"社会インフラのスマート化"と定義した上で,従来の製品開発に加え,オープンイノベーションによる技術開発,一社単独でなく業界をまたいだ協業·共創などで,"将来のカーボンニュートラル社会"に貢献する技術と事業開発に取り組んでいる。