Vol. 44 No. 1 (2007)   新製品·新技術特集
技術論文

1700°C級ガスタービンの要素技術の開発

Development of 1 700 °C Class Gas Turbine Technology

塚越敬三
Keizo Tsukagoshi
六山亮昌
Akimasa Muyama
正田淳一郎
Junichiro Masada
岡田郁生
Ikuo Okada
伊藤栄作
Eisaku Ito
塚越敬三
六山亮昌
正田淳一郎
岡田郁生
伊藤栄作

地球環境を取り巻く情勢が深刻化している中,日本では平成 17 年2月に京都議定書が発効し,1990 年の温室効果ガス排出量の6%削減目標を達成する事が求められている.
これを踏まえ,平成 19 年度税制改正大綱に,平成20 年1月より環境税導入を検討することが盛り込まれるなど,削減努力が待ったなしの状況になっている.
一方,CO2 排出量の 1/3 は,発電によるものであり,発電プラントの高効率化が CO2 排出量削減に有効である.このような状況下で,高効率化を目指して 1700 °C級高効率ガスタービンの要素技術開発は国家プロジェクトとして推進されている.