Vol. 43 No. 4 (2006)   原子力特集
技術論文

US-APWR の米国展開

US-APWR for Deployment in the United States

金田正彦
Masahiko Kaneda
富田 淳
Atsushi Tomita
神原政幸
Masayuki Kambara
熊木 淳
Atsushi Kumaki
岡田敬三
Keizo Okada
向井 卓
Hiroshi Mukai
金田正彦
富田 淳
神原政幸
熊木 淳
岡田敬三
向井 卓

国内で開発済みの改良型加圧水型軽水炉(APWR)をベースとした米国向けAPWR(US-APWR) は,高性能の蒸気発生器,タービンなど最新の開発済技術を取り入れるとともに、安全系の電源の強化や 長サイクル運転に対する発電コストの低減,緩やかな耐震条件に基づくコンパクトな建屋配置など米国の 規制要求,顧客ニーズ,立地条件などを反映した経済性,信頼性,安全性を両立させたプルーブンな170万kW級 のプラントである.2007 年12 月に米国原子力規制委員会(NRC)に型式証明(DC)申請を予定しており, 米国電気事業者に対する受注活動への取組みも強化する.