タブレット型運航支援システム「ナビコ」
[ エンジニアリング事業 ]

運航支援システム「Super Bridge-X」の機能をそのままに 船舶版”カーナビ”のご提供
ナビコは、内航船向けECS(電子海図)として実績のある当社製品「Super Bridge-X(SB-X)」をベースに、全世代に操作しやすいタブレット向けのタッチUIを搭載しました。使いやすくて導入しやすいタブレット型船舶版”カーナビ”です。

この製品の取り扱い会社:

Navico
  • 【「ナビコ」の強み】
  • 内航船向けで実績ある「Super Bridge-X(SB-X)」をタブレットに移植、UIについては人間工学を考慮したタブレット専用設計を実施、スマホライクな操作性を実現しています。
  • 既存船への導入を容易にするため、連接するセンサーは最小構成(GPS・AIS)を想定しています。 初期費用を抑えられるリース契約を準備しています。(取付工事費用は別途必要。
    【 主な特徴 】
    • ワンマンワッチ時に便利な音声入出力による周囲状況案内機能を搭載
    • 日本近海に特化した電子参考図「new pec(*)」を採用しランニングコストを低減(電子参考図の更新費用込み(4回/年))
  •     (*)一般財団法人日本水路協会提供
      
基本機能 備考
電子参考図表示・改補 new pec使用
自船・他船位置表示
航路計画
針路ガイダンス
衝突アラート
座礁・避険線接近アラート
避航計画
音声入出力
就労監視
走錨検知
電子参考図メモ描写
航海ログ
離着桟支援モード ジャイロコンパス連携必要
<  注意事項  >
    1. 本装置は、使用者の実施する航海業務の負担軽減を図る支援装置ですが、誤操作、故障などにより正常に動作しない場合もありますので、操船の判断、実行については目視等により、充分に安全を確認して行って下さい。
    2. 本装置に入力する信号データはそれぞれ若干の誤差を含んでいる可能性があり、使用中の電子参考図も最新データに更新されていない場合もあります。したがって、本装置が提供する情報は参考とし、完全に依存して操船することは避けて下さい。
    3. 航海・操船の判断には正規の海図を使用して下さい。本装置の電子参考図はあくまでも参考用として使用して下さい。
    4. 安全航海の維持は使用者の義務であり、本装置の使用によって、その義務を減免されるものではありません。
    5. 本システムで使用する電子参考図は日本水路協会から発行される航海用電子参考図(new pec)です。これ以外の電子参考図は使用できません。なお、電子参考図データは三菱造船から提供される更新データにてアップデートすることができます。使用者は提供された更新データによって電子参考図を常に最新に保つ義務を負うものとします。
    6. 本システムで使用される測地系は電子参考図の測地系(世界測地系WGS-84)です。
    7. 他船に対する衝突予防、避航航路計画においては、海上衝突予防法の一部を適用していますが、海上交通安全法、港則法などは考慮していませんのでご注意下さい。

 
navico2
    • 本システムは、GPSおよびAISとの連接のみで動作する構成としており、新造だけでなく既存船への導入も容易なシステムです。一部機能(離着桟支援モード、他)を利用するケースではジャイロコンパス情報が必要となります。 様々な場所で使えるよう可搬性に配慮し、センサー情報の取得はWi-Fiルータを用いた無線通信を採用しています。
    • (詳細は左図の通り)

三菱重工グループの実績