Vol. 52 No. 2 (2015)   三菱日立パワーシステムズ特集
技術論文

石炭焚きボイラ向け燃焼装置開発に寄与する高精度燃焼シミュレーションの取り組み

High-fidelity Combustion Simulation for Pulverized Coal Combustion Boilers

山本研二
Kenji Yamamoto
藤村皓太郎
Koutaro Fujimura
岡崎輝幸
Teruyuki Okazaki
湯浅厚志
Atsushi Yuasa
一ノ瀬利光
Toshimitsu Ichinose
松本啓吾
Keigo Matsumoto
山本研二
藤村皓太郎
岡崎輝幸
湯浅厚志
一ノ瀬利光
松本啓吾

石炭焚きボイラにおいて,多種燃料に対応した低NOX,低未燃分燃焼方法を効率的に開発するためには,微粉炭燃焼,ガス燃焼,ふく射伝熱等のマルチフィジックスを高い精度で予測できるシミュレーション技術が必要である。三菱日立パワーシステムズ(株)(MHPS)では,小型の基礎燃焼実験から大型の燃焼試験までの計測結果を活用し,実機性能との整合を取りつつ,モデル開発と検証を実施してきた。結果,各種バーナの開発に燃焼シミュレーション技術の適用が可能になってきた。