Vol. 49 No. 4 (2012)   三菱重工の総合力特集
技術論文

ごみ焼却灰溶融プラントサービスのための計測技術

Measurement Technology for MSW(Muncipal Solid Waste) Incinerator Residue Melting Plant Service

原田朋弘
Tomohiro Harada
野間彰
Akira Noma
藤川直樹
Naoki Fujikawa
吉田研志
Kenshi Yoshida
原田朋弘
野間彰
藤川直樹
吉田研志

ごみ焼却灰溶融プラントに関する技術は,1300°Cを超える溶融温度での高度な運転技術,保守技術を要し,その中で当社計測技術をサービス事業に適用することにより,お客様のプラントの耐久性向上,LCC(Life Cycle Cost)低減に貢献している.赤外線による温度計測,超音波による非破壊計測,予測式を用いた寿命予測など,多分野の技術を集結し,従来不可能だった炉内スラグ温度やメタル厚さ計測を可能にすることで,プラントの安定操業や耐久性向上のためのサービスを行うことができる.