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オーストリア フェストアルピーネ社から転炉での測定用ロボットを受注

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オーストリアの製鉄会社voestalpine Stahl GmbH社は、Primetals Technologies社製のロボットシステムを3セット発注しました。リンツ製鉄所の3基のLD型(BOF)転炉(*1)内のプローブ(*2)はこのシステムにより操作されることになります。これまで手作業で行っていた作業は、このロボットで代替される予定であり、従業員が危険領域で作業する必要がなくなります。ロボットシステムは、交換式コンテナとして設計された測定プローブの収納マガジンを装備。これによりプローブの操作が簡易化され、信頼性が向上、運用性も向上します。これらのロボットは、測定用器具であるコンタクトバーの清掃、プローブ保持機構のモニタリング、動作調整などの作業にも対応でき、必要となるメンテナンスが低減します。本システムは、2015年中頃から3ヶ月間隔で1台ずつ運用が開始される予定です。リンツ製鉄所では、すでに、連続鋳造機の鋳込み工程でPrimetals Technologies社製のロボットが多数使用されています。


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