2040年カーボンニュートラル宣言

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2040年に向けた三菱重工グループの宣言

三菱重工グループは、2040年カーボンニュートラルを宣言します。

2020年に発表した中期事業計画である「2021事業計画」において、エネルギー供給側で脱炭素化を目指す「エナジートランジション」と、エネルギー需要側で脱炭素・省エネ・省人化を実現する「社会インフラのスマート化」を2つの成長領域に定めました。これらの領域の事業を推進し、また既存の事業の脱炭素化・電化・知能化を推進することにより、2040年Net Zeroを実現し、カーボンニュートラル社会の実現に向けて貢献していきます。

カーボンニュートラル社会の実現は地球規模の課題であり、当社は、脱炭素分野での実績を誇るリーダーとして、気候変動対策をリードしていくことが我々のミッションであると考えています。

当社グループの社員一人ひとりが、お客様、ビジネスパートナー、国、自治体、研究機関などと積極的に連携し、「MISSION NET ZERO」を胸に、Net Zeroの未来、カーボンニュートラル社会の実現に向けて行動していきます。

 

カーボンニュートラルハンドブック

1. CO₂排出量の削減目標

  • Scope1,2:算出基準は、GHGプロトコルに準じる。
    Scope3:算出基準は、GHGプロトコルに準じる。但しこれに独自指標のCCUSによる削減貢献分を加味。

2. 目標達成に向けたロードマップ

3. お客様のScope1, 2の削減への貢献

・全ての事業領域において、お客様の既存設備から排出されるCO₂の削減に寄与するメニューを準備します。

Scope1, 2

・Scope1は、当社のCO₂直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)を、Scope2は、主に電気の使用に伴うCO₂間接排出を示す。
・算出基準は、GHGプロトコルに準じる。但し実証設備複合サイクル発電所(高砂製作所内)、勿来/広野IGCCパワーは、Scope3に含める。
・系統電気の排出係数は、日本国のCO₂排出削減目標に応じた低減、およびそのための水素・CO₂エコシステムの整備が一定程度されていることを想定。

Scope3+CCUS削減貢献

・Scope3は、Scope1,2以外の当社バリューチェーン全体での他社のCO₂間接排出を示す。カテゴリーは15あるが、その内当社製品の使用に伴うCO₂排出が99%程度占めており、その削減を主要な取り組みとする。
・算出基準は、GHGプロトコルに準じる。但しこれに独自指標のCCUSによる削減効果分を加味し、NetZeroを目指す。
・GHGプロトコルの算出基準に基づき、当該年度に販売した製品の寿命分の排出量を当該年のCO₂排出量として一括計上している。
・各国CO₂排出削減目標達成に応じた各社の積極的な脱炭素製品の採用、およびそのための水素・CO₂エコシステムの整備が一定程度されていることを想定。

4. 関連資料