常用発電コージェネレーションシステム(CGS)
ディーゼルエンジン発電設備CGS
ディーゼルエンジン発電設備CGS
この製品の取り扱い会社:
発電機による“安定した電力供給”と“廃熱利用”でエネルギー効率をアップ。
特長
工場やホテル、ショッピングセンターなど、さまざまな施設におけるエネルギーの経済的利用策として、いま最も注目を集めているのはコージェネレーションシステム。
このシステムの主動力源であり、発電用や船舶用としても幅広く用いられているのが、三菱のディーゼルエンジンです。発電機出力180~500kWクラスからなる幅広い製品バリエーションとその豊富なシステム構成から、お客様のニーズにあった最適なコージェネレーションシステムを提供しています。さらに、省エネルギーを促進するわが国の方針により、建設費が優遇税制の対象となっていることも魅力のひとつです。
環境対策
1.騒音対策
公害防止条例の規制を受ける地域にコージェネレーションシステムを設置する場合
その留意点は、
- 規制値は何dB(A)であるか?
- 設置位置および排気出口と、規制を受ける環境との距離は?
- 周囲に住宅が密集してないか?
その対策は、
- 発電機セットの機械音は、コンクリート壁または発電ユニットの防音カバーで遮音します。さらに壁に吸音板を内張りすることで、充分な対策が行えます。
- 排気音は大形の消音器を取り付けるか、消音槽を設けます。
2.振動および耐震対策
発電セットがビルなどに設置されている場合
3.排気ガス対策
大気汚染防止法による常用エンジン(燃料使用量50l/h以上)の規制対象
-
- SOx:地域ごとに排出口の高さに応じた許容排出限度(K値規制)が定められています。
- NOx:950ppm以下(O2 13パーセント換算)
- ばいじん:0.1g/Nm3以下
また、地方自治体が上乗せ基準を定めている場合
-
- その規制値にともなうエンジン自身による対策
- 脱硝装置の採用
- 排ガスの排出口高さの調整(Soxのみ)
これらを考慮することで対応できます。
三菱のコージェネレーションシステムは、環境対策に万全の構えで取り組んでおり、あらかじめ環境基準をクリアしたシステムをお客様に提供しております。
小型軽量
場所をとらないコンパクト設計。既存施設でも、最小限のスペースで、短工期での添付が可能です。
経済性
従来はムダに捨てていた排熱を、給油・冷暖房などに有効利用でき、光熱費の削減が可能です。
環境重視
周囲環境を選ばない低騒音パッケージ。
スーパーマーケットや病院でも、運転可能です。
オプション
遠隔監視システム
お客様の発電設備を24時間/365日体制で監視し、エンジンメーカーとしての豊富な経験とノウハウをもとに、全国のサービス拠点と連携して設備の安定稼働をサポート。設備能力を100%引き出します。
24時間集中監視による安定稼働
三菱重工の遠隔監視センターでは、インターネット経由で、お客様の発電設備の運転データを24時間体制で監視します。
また、最新の統計的解析手法をはじめ各種データ解析を行い、運転状態の変化をいち早くとらえ、発電設備の安定稼働に努めます。
緊急時の迅速・的確な対応
発電設備の警報は、各地域のサービスマンに自動メール通報され、速やかに対応します。また、遠隔監視センターでは、詳細データの解析による故障原因の特定と的確な対策方針の決定で、サービスマンを支援します。