労働慣行

三菱重工グループでは、一人ひとりが能力を十分に発揮できる労働環境を提供するために、「三菱重工グループ グローバル行動基準」を制定するとともに、企業風土の醸成、各種制度の整備に努めています。
給与や労働時間等の労働基準においては、各国の法令遵守を徹底するとともに、日本国内の当社社員の労働時間の上限を一日8時間週40時間と法令に沿った条件を設定するなどの法令遵守により、より良い労働環境の整備に努めています。加えて、労働組合とは労働協約を締結し、賃金・一時金や労働安全衛生、諸制度の改善、経営状況等について労使協議や意見交換を重ねながら、労使の対話を進めています。
当社グループが持続的に発展し、また社会との共通価値の創造を最大化させるために、事業活動の根幹となる人材にも多様性(性別、年齢、国籍、障がいの有無など)が求められています。そのため、多様性を追求するダイバーシティ・マネジメントを強化しており、ダイバーシティ推進組織をHR部門内に設置しています。ダイバーシティ推進組織の具体的な取り組みとしては、階層別教育への織り込みによる管理者等の意識改革や、イントラネット上に専用サイトを開設し、ダイバーシティ推進に関する情報発信等を行っています。
女性活躍推進については、女性が活躍できる風土の醸成に向けた計画の立案・遂行に取り組んでいます。また、内閣府「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言に賛同しています。当社の重要課題にも設定されていた「2020年までに女性管理職者数(課長相当職以上)を2014年比で3倍に引き上げる」という目標については、2020年4月に達成しました。現在は、「女性従業員数の拡大」「キャリア支援」「女性管理職の計画的な育成」「風土醸成」の4つのテーマを掲げ、女性のさらなるキャリアアップのための仕組みづくりや柔軟な働き方の検討など環境整備を進めています。2019年4月には、当社初の女性執行役員も誕生しました。また、2020年7月には「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(女性活躍推進法)に基づき、女性活躍推進に一定基準で優良な貢献をしている企業を厚生労働大臣が認定する「えるぼし」認定で、「採用」「継続就業」「労働時間」「管理職比率」「多様なキャリアコース」の全5項目の審査基準を満たし、3段階の最高評価である「三つ星」を獲得しました。
障がい者に対しては、能力と適性に応じて活躍できる場の提供と社会的自立の促進を目指し、相談窓口を設置するなど、職場環境および施設・設備面において配慮をすすめることで就労支援を推進し、2018年12月には新たな職域で障がい者が活躍できる場を創設するとともに、就労支援センターと連携して採用する等の取り組みを行いました。今後はこのような職場を各地区へ設置・拡大していく予定です。こうした取り組みにより、より多くの障がい者の方が当社に興味を持ち、安心してご応募いただけるように努めています。2003年から定年退職(60歳)を迎える従業員を対象に再雇用制度を整備し、さらに2013年からは「雇用延長制」を導入して、再雇用制度以上にメリハリのある処遇の実現や福利厚生面の改善などを図りました。
加えて、社員の信仰が多様化する中で、会議室を祈祷室として開放することで、礼拝の場所の提供を開始しました。さらに、同性でも法律婚と同じ福利厚生を受けられるよう配慮するなど、さまざまな職場で高い経験値と専門性を持つ従業員の活躍を推進していきます。

女性管理職者数

  • 2020年度
    258名(連結)(注)
  • 2020年4月1日時点の課長相当職以上。三菱重工業(株)および三菱パワー(株)(従業員カバー率:29%)

女性活躍推進
2021年度

  • 従業員における女性比率
    12.5
  • 管理職における女性比率
    4.4
  • ゼネラルマネージャー層における女性比率
    3.3
  • 役員における女性比率
    4.1
  • プロフィットセンター管理職における女性比率
    4.2
  • 2021年4月1日時点(データカバー率:連結全従業員の89.8%)

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パフォーマンスデータ