三菱重工グループはESGをはじめとするサステナビリティに関する活動と情報開示に取り組んでいます。これらの取り組みにより、外部機関からさまざまな評価をいただいています。(2021年11月15日現在)
ESGインデックス組入れ状況
当社は、世界各国のESG評価機関より高い評価を得ており、国内外のESGインデックスの構成銘柄に選定されています。
- ESGとは環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の略。企業の財務面だけでなく、環境や社会等へ配慮しているかを投資決定の重要な判断要素とする投資の指標です。
ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)
米国のS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が選定する株価指標で、経済・環境・社会の3つの側面から世界各国の企業の持続可能性(サステナビリティ)を評価しています。「Asia Pacific Index」は、アジア・太平洋地域の主要企業から選定されます。当社はDJSIの「Asia Pacific Index」の構成銘柄に5年連続で選定されています。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がESG投資にあたり採用する4つの指数すべての構成銘柄に3年連続で選定されています。
FTSE Blossom Japan Index
ロンドン証券取引所が100%出資する投資指数算出会社FTSE RussellによるESG全般を考慮に入れた「総合型」指数。FTSE JAPAN INDEXに選定されている約500銘柄をユニバースとし、国内外のESG要因への対応力が優れた企業のみで構成する時価総額加重平均型インデックス
MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数
米国の投資指数算出会社MSCIによる「総合型」指数で、MSCIジャパンIMIのうち時価総額上位500銘柄をユニバースとし、MSCIのESGリサーチでの評価が高い銘柄を優先的に選抜した時価総額加重平均型のインデックス
MSCI日本株女性活躍指数(WIN)
米国のMSCI社が開発したインデックスで、MSCIジャパンIMIのうち時価総額上位500銘柄をユニバースとし、各業種から女性活躍を推進する性別多様性スコアが高い上位半数の銘柄を選定したインデックス
S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社と東京証券取引所が開発したインデックスで、日本市場の動向を示す代表的な株価指数であるTOPIXをユニバースとし、環境情報の開示状況、炭素効率性(売上高当たり炭素排出量)の水準に着目して、構成銘柄のウエイトを決定する指数
SOMPOサステナビリティ・インデックス
SOMPOリスクマネジメント株式会社が実施する環境(E)に関する企業調査と、インテグレックス社が実施する社会(S)・ガバナンス(G)に関する企業調査からESG総合スコアリングを行い、基準スコア以上の企業によって構成されるインデックスです。
当社は2012年から連続で選定されています。
サステナビリティに関する社外からの評価
CDP 気候変動2020「B」評価
国際的な非営利団体CDPは、気候変動や水に対する企業の取り組みをグローバルに評価しています。スコアは、A、A⁻、B、B⁻、C、C⁻、D、D⁻、およびF (回答辞退と無回答)の9段階評価です。
当社はCDP気候変動2020評価にて「B」を獲得しました。
EcoVadis「シルバー」評価
フランスのEcoVadis社は、サプライチェーンの持続可能性に関する評価機関で、サプライヤを評価・モニタリングするための共同プラットフォームを運用し、「環境」「労働と人権」「倫理」「持続可能な資材調達」など広範囲に渡り調査・評価を行っています。
当社は昨年に引き続き、2020年も最高位のゴールドに次ぐ2番目に高い「シルバー」評価を獲得しました。
「女性活躍推進法」認定マークを取得
「女性の職業生活に関する法律」(女性活躍推進法)に基づき、女性活躍推進に一定基準で優良な貢献をしている企業を厚生労働大臣が認定する「えるぼし」認定。
当社は2020年7月に三段階の最高評価である"三つ星"を獲得しました。女性が能力を発揮しやすい職場環境の要素全項目で審査基準を満たしているとの認定を得たものです。
「次世代育成支援対策推進法」認定マークを取得
2005年4月に施行された「次世代育成支援対策推進法」に基づいて従業員の子育てを支援する行動計画を策定し、その実績が認められた企業に「次世代育成支援対策推進法」認定マーク(愛称: くるみん)が交付されます。当社は2007年に認定マークを取得しました。