IoT・セキュリティ

安全・安心・スマートな社会インフラを支える

主要技術

1.制御システム向けセキュリティリスク分析技術、対策技術

2.情報システム向けセキュリティリスク分析技術、対策技術

3.遠隔から機器を操縦・運転するためのIoTプラットフォーム開発

制御システムセキュリティ技術

開発事例

1.プラント制御装置への仮想化技術の適用

プラント制御システムは、制御する対象や機能ごとに制御装置を分けて制御する分散構成であるため、装置を減らすことによるコスト削減が容易ではありませんでした。この課題を解決するため当社ではITシステムで普及が進んでいる仮想化技術のプラント制御装置への適用を進めています。

2.セキュリティ統合管理装置 「InteRSePT®

InteRSePT®は三菱重工が提供する重要インフラおよび製造設備の制御システムをサイバー攻撃から守るソリューションです。制御ネットワークに流れるデータを統合的に監視、分析することで、従来の技術では対応が困難だった制御信号への標的型サイバー攻撃に対応でき、システムの可用性を重視した先進的セキュリティ対策を実現します。

3.分散型秘密計算

プラント等の重要インフラにおけるセキュリティ強化に向け、データを暗号化したまま分析処理を行う秘密計算技術を活用したセキュアなログ分析システムの開発に取り組んでいます。データ漏洩を防止するため秘匿化・分散化してクラウド上においたログデータとサイバー攻撃兆候を抽出する検知ルールとの突合計算を実用的な性能で実現するための技術開発を進めています。

分散型秘密計算システム