通信・ネットワーク

モビリティ製品の遠隔監視・遠隔運転を加速する

主要技術

1.通信性能計測技術、電波計測技術

2.ネットワーク回線設計技術

3.IoT通信デバイス設計技術

開発事例

1.無線通信シミュレーション技術

プラントや工場等の3次元モデルを用いて電波の反射・透過・回折を幾何学的に再現し、基地局電波のカバーエリアや伝搬特性の評価を行うシミュレーション技術を保有しています。このシミュレーション技術を用いて無線機器の配置の最適化を行うことで、途切れない安定した無線通信を用いた信頼性の高い遠隔監視等を実現します。

無線通信シュミレーション技術

2.IoTセンサ用 無線通信装置(パルサレシーバ)

発電プラントでは、運転中に配管の腐食などによる減肉が発生するため、設備の健全性を維持するためには配管減肉傾向の監視が重要です。そこで、薄膜UTセンサ等の超音波センサで取得した肉厚の測定データを離れた場所へ無線で送信できる無線通信機能付き超音波パルサレシーバを開発しました。小型かつ低消費電力設計を行い、狭隘箇所にも設置可能な筐体サイズで、内蔵バッテリーで運転中の高温配管の減肉を1年間連続モニタリングが可能となります。

IoTセンサ用 無線通信装置