Vol. 63 No. 4 (2026)   オープンイノベーション特集
技術論文
 
ガスタービン燃焼器及びタービン翼列内の音響伝搬解析技術の開発

Development of Acoustic Propagation Analysis Technology in Gas Turbine Combustor and Turbine Cascade

甲田貴也
Takaya Koda
James Brind
Graham Pullan
甲田貴也
James Brind
Graham Pullan

ガスタービンで発生する燃焼振動の予測のため,タービンの音響境界条件が重要である。ケンブリッジ大学·ホイットル研究所との共同研究により,燃焼器下流の音響境界条件を解析する手法を開発した。タービン翼列内の音響伝搬を解析するため,翼厚さやキャンバー効果を考慮したTurbine Actuator Disk法を開発し,オリフィス実験や実機タービンの圧力変動計測結果との比較により,広範なマッハ数領域で音響反射を予測できることを確認した。また,燃焼器-タービン間隙間の非定常CFD解析により音響レジスタンスの支配因子を明らかにした。