Vol. 63 No. 3 (2026)   デジタル特集
技術論文

気象特性データを活用した自律型モビリティ安全性評価の革新

Innovation of Autonomous Mobility Safety Evaluation: Utilization of Meteorological Characteristic Data

中山悠
Haruka Nakayama
吉見一真
Kazuma Yoshimi
清水裕量
Hirokazu Shimizu
日根野義克
Yoshikatsu Hineno
中山悠
吉見一真
清水裕量
日根野義克

自動運転システムは,世界的に精力的な開発が進められており,今後の飛躍的な性能向上と普及が見込まれている。その安全·安心を保証するためには,多様な自然環境下(雨,霧,光,雪など)においてセンサやシステムが正常に機能することを検証する必要がある。三菱重工機械システム株式会社では,この検証ニーズの高まりを見込み,自律型モビリティの評価システムである屋内型の統合環境試験システムを開発した。本報では,同一降雨強度でも雨滴粒径分布が異なる2つの降雨環境を生成しLiDARへの影響を比較した結果,反射強度の低下率が降雨環境によって異なる事例を紹介し,詳細な気象特性データを考慮した評価の重要性を示す。