本牧南小学校の3年生を対象に、風力発電についての出前理科教室を開催しました。

三菱重工業株式会社(以下三菱重工)横浜製作所は、10月23日(水曜日)、横浜市立本牧南小学校にて「風の力」をテーマにした出前理科教室を開催しました。今回の理科教室では3年生58名が参加し、風力発電の仕組みの説明を受けた後、走馬燈の実験やかざぐるまの工作などを通じて風の力や発電について学びました。

授業に先立ち、9月26日(木曜日)には対象の児童たちを本牧工場に招待して、ドックや自社で製造した自家発電所を見学してもらっており、今回の理科教室と合わせてものづくりそのものにも興味を持ってもらえる内容となっています。
授業では、自分たちが作ったかざぐるまがどのように風を受けると勢いよく回転するかと試行錯誤していました。

近年、理科に対する子供たちの関心・理解力低下、いわゆる「理科離れ」による国際社会での日本の競争力低下が懸念されているなか、三菱重工では、科学技術で地球社会に貢献できる人材を育てることが“ものづくり”企業としての社会的責任の一つであると考え、2008年度から全社で理科授業の開催に取り組んでいます。ドメイン・事業本部・事業所ごとに特徴ある製品や技術を題材とした内容で授業を展開しており、(1)理科の楽しさを知りものづくりとの関連を実感させ、学習意欲を高める、(2)将来や就労への夢を育てることにメーカーの立場で貢献するの2つを目的に挙げております。
横浜製作所では、金沢工場近くの並木中央小学校やNPO法人「シャーロックホームズ」が運営する放課後キッズクラブに通う児童たちにも理科教室を行っており、発電の仕組みや浮力についてなど、理科と生活を結びつけることで、理科に興味を持ってもらえるよう取り組んでいます。

かざぐるまはどうして風の力で回るのだろう
1. かざぐるまはどうして風の力で回るのだろう
風の力についてのクイズに答える子どもたち
2. 風の力についてのクイズに答える子どもたち
自作のかざぐるまは回るかな
3. 自作のかざぐるまは回るかな