震災における当社グループの対応(第1報)

2011年4月13日現在

  • 地震発生直後から、被災した火力発電所の早期復旧のため社員を現地に派遣し、自社のヘリコプターや飛行機を使って緊急物資を輸送するなど、被災地支援を行ってまいりました。また、橋梁、立体駐車場、自動料金収受システム、工作機械など被災地の社会インフラの早期復旧に努めてまいりました。
  • 震災後の電力不足への対応として、タイ政府の御厚意で、無償貸与の申し出がありました当社製ガスタービン発電設備の移設に関する東京電力への協力のほか、非常用発電設備として使用できる中・小型発電設備の緊急納入など、電力供給力の回復に向け最大限の支援を行っております。
  • 福島第1原子力発電所で溜まっている大量の水を貯蔵する為に、東京電力が静岡市から引渡しを受けた「メガフロート」についてもその改造工事などで協力しております。
  • 当社が納入しております加圧水型軽水炉(PWR)を採用頂いている電力各社に対し、福島第一原子力発電所と同様の自然災害が起きた場合を想定し、震災直後から対策についてお客様と連携して取り組んでおります。福島第一原子力発電所につきましては、炉型が違いますが、原子力共通技術でお役にたてるよう提案・協力しております。
  • 当社グループによる義援金として5億円相当の拠出を決定しているとともに、現在社内の各生産拠点等で社員募金を実施しております。

今後についても、これら支援の継続とともに、自家発電設備等、復興に向けての製品の安定供給に向けて、全力で取組んでまいります。