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Press Information

超大型コンテナ船に最適、省スペース性に優れた排ガス浄化装置を共同で製品化
SOxを除去する船舶用機能性煙突「ACTIVE FUNNEL」

三菱造船株式会社
三菱日立パワーシステムズ株式会社

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従来の船舶用煙突は化粧煙突とも呼ばれ、船内に設置された複数機関から導かれる排ガス管を集約し排ガスを大気に放出させる本来の使命とともに、船の顔とも言えるファンネルマークを外表面に描いて広告塔の役割も果たしてきました。ACTIVE FUNNELは、こうした機能に加え、SOx除去機能という高付加価値を新たに備えた先進的な機能性煙突です。

排ガス洗浄方式はオープンループシステムおよびハイブリッドシステム(注)の両方に対応することができ、硫黄分濃度3.5%の燃料を燃焼させた排ガス中のSO2(二酸化硫黄)を排出規制に適合する0.1%硫黄分燃料相当まで低減することができます。

ACTIVE FUNNELは、限られた設置スペースに合わせ、最適な形状の排ガス洗浄構造を一体成形できることから、大出力機関を有する超大型コンテナ船でもコンテナホールドの隙間にある狭隘なスペースに設置することができ、貨物積載スペースを侵食することなく、積載可能コンテナ数を維持したまま排ガスからSOxを除去することができます。
MHPSの火力発電所向け排煙脱硫設備は、船の大出力機関から出る排ガスの7倍から20倍にも相当する量を処理する能力があり、この技術を応用することで、高い脱硫性能と信頼性を有した船舶用の排ガス浄化装置としたものです。今後は、VLCC(20万~31万重量トンの大型石油タンカー)やVLOC(超大型鉱石専用船)にもACTIVE FUNNELテクノロジーを適用し、製品ラインアップを拡充していきます。

2020年に全海域が対象となるSOx排出規制強化に際し、排ガス浄化装置は一つのソリューションとして挙げられていますが、三菱造船とMHPSはACTIVE FUNNELの提供を通じて、各船主が保有する船舶の競争力や各造船所で建造が計画される船舶の付加価値を向上させるとともに、排ガス浄化装置普及の一助となることで、海上物流の一層の発展とグローバルな環境負荷の低減に貢献していきます。

  • オープンループは、海水をくみ上げて排ガスを洗浄した後でその海水を船外に排出する方式。クローズドループは、船内の循環水で排ガスを洗浄した後でその循環水を中和して再利用する方式。ハイブリッドシステムは、オープンループとクローズドループを切り替えられるものです。
超大型コンテナ船用「ACTIVE FUNNEL」
【超大型コンテナ船用「ACTIVE FUNNEL」】
スクラバー比較図
【スクラバー比較図】

Tags: I&Iドメイン,船舶・海洋