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ニチユ三菱に対する議決権比率を51%に引き上げ
同時にユニキャリアをニチユ三菱の完全子会社に
物流機器事業のPMIを加速し経営シナジーをさらに追求

発行 第 5824号
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 三菱重工業株式会社100%出資の統括会社である三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングス株式会社(M-FET、代表取締役社長:前川 篤、本社:川崎市幸区)は1月1日付で、傘下のニチユ三菱フォークリフト株式会社(ニチユ三菱、代表取締役社長:二ノ宮 秀明、本社:京都府長岡京市)に対する議決権比率を51%に引き上げ、同時にユニキャリア株式会社(代表取締役社長:志岐 彰、本社:川崎市幸区)の全保有株式(全株式の65%)をニチユ三菱に譲渡しました。ニチユ三菱は、ユニキャリアの株式を100%取得することにより同社を完全子会社としました。フォークリフトを中心とした物流機器事業におけるPMI(Post Merger Integration:買収後の統合)を加速することにより、経営シナジーをさらに追求していくのが狙いです。

 今回の施策により、M-FETはニチユ三菱とユニキャリアの経営統合に向けた求心力をさらに強化し、融合によるシナジーの創出と早期刈り取りを実現します。

なお、本年10月を目標にニチユ三菱とユニキャリアの両社を経営統合させ、「世界トップクラスの総合物流メーカー」を目指していきます。

 三菱重工は、M-FETを独立経営事業会社として昨年3月に発足させ、物流機器事業、エンジン・エナジーおよびターボチャージャ事業を傘下に置き、統合的かつ機動的な経営により、シナジーの創出、組織のスリム化、新分野への挑戦などを通じた事業規模拡大と収益力向上に取り組んでいます。今回の施策はこうした取り組みの一環です。

 M-FETは、三菱重工グループの総合力を駆使した全面支援を基盤として、連結経営シナジーをさらに追求しながら、ロジスティクスとエナジーの融合により、グローバル競争力の強化をはかっていきます。


Tags: 物流・運搬,アジア,I&Iドメイン
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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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