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CO2回収・貯留機能を備えた石炭ガス化複合発電(IGCC)設備を建設
ゼロジェン社からフィージビリィティ・スタディ受注

三菱重工業株式会社
三菱商事株式会社

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【ZeroGenプラントイメージ】

 三菱商事は豪州に大規模な石炭権益を保有する一方、豪州連邦政府が設立するCCS商業化支援機関Global CCS Institute(GCCSI)の設立メンバーとして、低環境負荷での石炭資源継続活用の実現に取り組んでいる。本件もGCCSI対象案件として、豪州連邦政府支援の下で推進することを提唱、三菱重工とのプラント供給に加え、石炭やパイプラインの供給や、将来の排出権取引関与も含めた、プロジェクトへの多面的な貢献を目指す。

 IGCCは、ガス化炉内で微粉化した石炭をガス化し、コンバインドサイクル発電(C/C)と組み合わせて発電するシステム。従来の石炭火力に比べ発電効率が高く、CO2はもちろん、SOx、NOx、煤煙などの排出量が低いのが特長。

 三菱重工のIGCCは、発電用として世界最高の送電端効率を実現させる空気吹きガス化技術を確立したもので、電力会社10社の出資によるクリーンコールパワー研究所(福島県いわき市)に納入した勿来実証プラント(出力25万kW)もすでに2,000時間を超える運転を完了、高い信頼性と運用性を実証している。

 また、CO2回収は今回、石炭をガス化後C/Cプロセスへ送る前に回収する手法を用いる。石炭を酸化反応させて一酸化炭素と水素にガス化し、一酸化炭素を蒸気とのシフト反応によりCO2と水素に変換して分離・回収する。

 今回のプロジェクトへの参画は、これら優れた技術と確かな実績が高く評価されたことによる。ゼロジェン社のTony Tarr社長は「IGCCとCCSを組み合わせたこの規模の商業レベルプラントの建設は世界で初めてであり、今回のプロジェクトは今後、地球環境に対応した商用石炭焚き発電施設を世界に普及させていくための重要なステップとなる」としている。

 三菱重工業と三菱商事の両社は今後、ゼロジェン社との協働を軸に、クィーンズランド州政府、オーストラリア石炭協会、連邦政府などとも密接に連携しながら、このZeroGenプロジェクトの実現に向け積極的に取り組んでいく。

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担当窓口:エネルギー・環境事業統括戦略室