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燃費向上を支える傘中空のエンジンバルブをTV-CMで紹介
ものづくり技術シリーズ第二弾を放送

発行 第 5241号
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 三菱重工業は、航空機用エンジンバルブ製造技術から生まれた独自工法の「傘中空エンジンバルブ」がクルマの燃費向上に大きく貢献することを紹介したテレビ・コマーシャル(TV-CM)を、4日から放送する。当社のものづくり技術をシリーズで取り上げるTV-CMの第二弾で、大空由来の技術が身近なところでも活躍していることをアピールするもの。放送に併せて、新聞や交通広告、ウェブサイトなども連動させた企業広告を展開する。

 このTV-CMのタイトルは「エンジンに、革新を」で、エンジンバルブの軸から傘(ヘッド)までを空洞にした傘中空バルブが、日産自動車株式会社の高級スポーツ車「NISSAN GT-R」のエンジンに実際に搭載されていることを紹介。中空部分に冷却剤となる金属ナトリウムを封入することで、1,100℃を超える燃焼ガスの中、バルブ自身の表面温度が約600℃にまで効率良く冷却されることなどにより、エンジンの高効率駆動を支え燃費向上に大きく貢献していることを取り上げる。

 TV-CMは12日までの9日間、地上波およびBSで放送する。併せて、新聞広告を7日付朝刊に掲載するほか、号外号にも掲載。さらに当社ウェブサイトでは、CM映像素材、およびCM映像を補完する4分のウェブムービーを特設サイト(http://www.mhi.co.jp/discover/mhi_file/index.html)に掲載する。JR品川駅の自由通路両側に設置されている44面のデジタルサイネージ(Digital Signage:電子看板)と、ほかJR14駅の静止画像看板(J-ADビジョン)にも、6日から7日間広告を展開する。加えて、品川本社ビル2階ショールーム「M’s square」では、エンジンバルブに関する特別展示も行う。

 当社は、ものづくり技術を紹介する今回のシリーズの第一弾として5月に、世界一高い自立式電波塔「東京スカイツリー」の頂部を風から守る制振装置について紹介した。傘中空バルブはこれに次ぐもので、今後も一人ひとりの仕事にスポットをあて、当社についての理解を深めてもらえるよう象徴的な技術を取り上げていく。

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