「ESG DATABOOK 2021」を発行

◆ 三菱重工グループのESG情報を集約、2020年度の詳細なパフォーマンスデータを紹介
◆ サステナビリティ推進体制の強化により、事業活動を通じてESGの取り組みを加速

esgdatabook2021

ESG DATABOOK 2021

三菱重工業は19日、当社グループの環境・社会・ガバナンス(ESG)情報を集約した「ESG DATABOOK 2021(注)」(以下、本データブック)を発行しました。「マネジメント」「ガバナンス」「環境」「社会」の4章で構成され、2020年度の当社グループのESGをはじめとする非財務情報を網羅的に掲載するとともに、最新のサステナビリティの取り組みについても紹介しています。

「ESG DATABOOK」は、ESG活動に関心の高いステークホルダーへ向けて、当社グループのESG情報を集約した年度ごとのパフォーマンスデータを詳細に紹介するもので、経営戦略や業績などの財務要因ならびに環境や社会との関係性といった非財務要因を一体的に伝える「MHI REPORT」を補完するための報告書として、2018年度より毎年発行しています。

本データブックでは、社会課題の解決を通じた企業価値の向上と中長期的な成長を目指し、当社グループが優先的に取り組むべき5つのマテリアリティ(重要課題)とともに、カーボンニュートラル社会の実現に向けて2040年までに達成すべき全社目標を紹介しています。当社グループは、10月に発表したカーボンニュートラル宣言 ‟MISSION NET ZERO”において、当社グループのCO2排出量を2040年までにNet Zeroにするとともに、バリューチェーン全体からのCO2排出量も2040年までにNet Zeroにするという目標を掲げています。

また、国際社会やステークホルダーから企業に対して求められる環境・社会・経済の持続可能性に配慮したサステナビリティ経営体制を強化するため、本年10月1日に新設した「マテリアリティ推進会議」と「サステナビリティ委員会」についても本データブックで紹介しています。「マテリアリティ推進会議」では、マテリアリティごとに分科会を設置し、目標実現に向けた事業活動をフォローするとともに事業部門へ必要な対応を指示します。一方、「サステナビリティ委員会」では、社会的な要請が高まっているESG課題に対する企業としての意思決定を経営レベルで行います。

三菱重工グループは、今後もカーボンニュートラル達成や持続可能な社会の実現といった環境・社会を取り巻くさまざまな課題と当社グループとの関係性について、幅広いステークホルダーに分かりやすく発信していきます。

担当窓口:サステナビリティ推進室