「神船・大名草(おなざ)の森づくり」第7回活動を実施しました!

~地域との協働でひょうごの自然環境保全活動に参画~
神戸造船所は、5月18日、丹波市青垣町において、社員ボランティアによる森林の整備活動を実施しました。
これは、兵庫県が進める「企業の森づくり」事業の一環で、三菱重工グループCSR行動指針「地球との絆」に基づき、神戸造船所と三菱重工労働組合神戸造船支部が連携して、植林などによる森林の整備活動に取り組み,地球温暖化の防止・自然環境の保全に寄与することを目的とするものです。
「大名草(おなざ)の森」が位置する大名草集落は、兵庫県丹波市の最北端に位置し、澄んだ空気と加古川の源流が清らかに流れる地として、環境保全への取り組みや都市と農村の交流を目指した取り組みが盛んな集落です。
森づくりの活動地は、大名草自治会所有の山林で、2007年に杉林が伐採された跡地です。国産木材の価格の低落などを背景に、新たな植林がなされないまま放置されていました。
このような伐採跡地は大規模ながけ崩れや土砂流出を引き起こす危険性があります。「神船・大名草の森づくり」では、この伐採跡地が「人と動物の共生できる森」となることを期待して広葉樹の植林を計画的に実施しています。
2009年から活動を開始し、今までに延べ390名のボランティアが約310本の苗木を植えました。
活動前の森
【活動前の森】
第7回目の活動となる今回は、社員ボランティアとその家族約60名が参加し、心地よい汗をかきながら広葉樹の苗木(シバグリ)80本を植林しました。
植林風景1
植林風景2
【植林作業】
お昼は、大名草の新鮮な野菜がたくさん入ったみそ汁と、大名草のお米で作ったおにぎりを地元の方にご用意いただきました。午後からは、大名草の里に移動して田植えを行いました。裸足で田んぼに入り、1株ずつ丁寧に手で植えていきます。秋の実りが今から楽しみです!
田植え風景
集合写真