水素ステーション向け 超高圧液体水素昇圧ポンプ:製品
[ 原子力発電 ]

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私たち三菱重工は、水素ステーション向けに新たに90MPa級の超高圧型液体水素昇圧ポンプを開発しました。
従来(40MPa:当社実績)のポンプに比べ、より多くの水素燃料を素早くFCVに充填することができます。
私たちは宇宙ロケットや舶用LNG開発などで培った極低温技術をベースに新たなソリューションを展開し、環境に優しい水素社会の実現に貢献していきます。

主な特長

  • 気化しやすい液体水素のBOG(Boil Off Gas)を極力低減するため、吸入部を断熱容器で没水するサブマージド型を採用。
  • 流量コントロールを容易にする、インバータ制御の駆動モータ(防爆仕様)を採用。
  • 大流量の液体水素を安定して供給可能(160kg/h)
  • 運転中のボイルオフガス(BOG)は極めて少なく、大気への放出はゼロ
  • シンプルなモータ+クランク駆動であり、複雑な油圧ユニットが不要
主な特徴1
UHP

液体水素ポンプ昇圧型水素ステーション

  • 液体水素を直接昇圧するため、現行の水素ステーション(コンプレッサー方式)に比べて水素供給能力は3倍、エネルギー消費は約1/4に低減。
  • 省スペース化、OPEX/CAPEX低減が期待でき、水素社会実現へ貢献。
  • 貯槽から供給される液体水素は、液体水素昇圧ポンプにより90MPaまで昇圧され、気化器でガス化後FCVに充填。
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主な仕様

定格吐出圧力 90 MPa
定格流量 1,800 Nm3/h(約160kg/h)
本体サイズ・重量 高さ 約 2.7m、奥行 約 1.0m、幅 約 0.7m、重量 約 2.7t
駆動方式 モータ(インバータ制御)
ポンプ構造 往復動
吸込部構造 サブマージド型

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