第3回 三菱原子力安全・保全推進委員会
ステアリングコミッティ議事録

三菱重工業株式会社

第3回三菱原子力安全・保全推進委員会ステアリングコミッティ※を開催しました。
概要は以下の通りです。

※:三菱原子力安全・保全推進委員会ステアリングコミッティは以下を目的に実施しております。
(1) 原子力安全に係る諸課題の社内共有化と対応方針の決定
(2) 原子力の「品質マネジメントシステム」の革新と社内展開

1. 開催日時・場所

日時 : 2023年3月15日(水) 16時00分から17時00分
場所 : 本社丸の内二重橋ビル

2. 報告要旨

  • 美浜発電所3号機二次系配管破損事故の重大性や責任の重さを直接伝えるべく、現場の最前線で活躍する管理者への直接訓示と、三菱原子力グループ全体への同時配信を実施。一人ひとりに伝わり、高い理解度が得られたことを報告。
  • 三菱原子力グループ及びビジネスパートナーと一体となった原子力安全意識向上とプラント
    安全・安定運転に向けた取組みを報告。
  • 原子力二次系工事部門の配管破損事故反省に基づく継続的な風化防止活動や配管測定結果に基づく計画的な取替え推進及び抜けの無い保全サイクル活動への取組み等、プラント
    安全・安定運転に向けた取組みを報告。

3. 講評

  • 美浜3号機の事故から19年経過したが、次世代に自分事として如何に伝えていくかということを我々の課題と捉え、取組んでいくこと。
  • 原子力事業の推進には、地域の方や国民のコンセンサスが必要不可欠であり、透明性をもって真摯にコミュニケ-ションをとっていく事が大切。安全は数値で表すことができるが、安心は気持ちなので、「三菱重工がやっているから大丈夫」と信頼されるよう、エンジニアとして独りよがりにならず技術に対して真摯に取組むこと。
第3回 三菱原子力安全・保全推進委員会 ステアリングコミッティ議事録

以上