第2回 三菱原子力安全・保全推進委員会
ステアリングコミッティ議事録

三菱重工業株式会社

第2回三菱原子力安全・保全推進委員会ステアリングコミッティ※を開催しました。
概要は以下の通りです。

※:三菱原子力安全・保全推進委員会ステアリングコミッティは以下を目的に 実施しております。
(1) 原子力安全に係る諸課題の社内共有化と対応方針の決定
(2) 原子力の「品質マネジメントシステム」の革新と社内展開

1. 開催日時・場所

日時 : 2022年3月30日(水) 16時00分から17時00分
場所 : 本社丸の内二重橋ビル

2. 報告要旨

  • 美浜発電所3号機二次系配管破損事故の重大性や責任の重さを直接伝えるべく,現場の最前線で活躍する管理者への直接訓示と,関係者全員への訓示音声配信を実施。一人ひとりに伝わり,高い理解度が得られたことを報告。
  • 重大事故や災害の反省を忘れず再発防止に真摯に取り組み,高い安全意識のもとプラントの安全安定運転を推進することで社会に貢献すべく,原子力安全意識向上とプラントの安全・安定運転に向けた取組みを報告。
  • 電力会社,グループ会社,及びビジネスパートナーと一体となった原子力プラントの安全・安定運転に向けた取組み詳細を報告。
  • 原子力二次系工事部門の配管破損事故反省に基づく継続的な風化防止活動や配管測定結果に基づく計画的な取替え推進,及び抜けの無い保全サイクル活動への取組み等、プラント安全・安定運転に向けた取組みを報告。

3. 講評

  • 美浜発電所3号機の事故から18年経過したが,如何に次世代に伝え,教訓を活かしていくかを我々の課題と捉え,取組んでいくこと。
  • 安全は数値で測れるが安心は測れない。“三菱が手掛けているから原子力は大丈夫”と信頼される様,基本ルールを遵守する,手を抜かない,トラブルは本質的な原因を究明し解決をする等,技術に対して真摯な姿勢で取り組み,これまで積み上げてきたものを,更に積み上げていく様,取組むこと。

以上