(開示事項の経過)当社に対する仲裁申立に関するお知らせ

三菱重工業株式会社
当社は、平成25年10月17日付「当社に対する仲裁申立に関するお知らせ」にて、米国サザンカリフォルニアエジソン社(以下「SCE」といいます)サンオノフレ原子力発電所(San Onofre Nuclear Generating Station、以下「SONGS」(注1)といいます)の取替用蒸気発生器(Replacement Steam Generator)供給契約(以下「本件契約」といいます)上の紛争解決手続きに基づく、SCE及び同社の100%子会社であるEdison Material Supply LLCからの、当社とMitsubishi Nuclear Energy System, Inc.(注2)(以下両社を合わせて「当社」といいます)に対する仲裁(以下「本件仲裁」といいます)の申立についてお知らせしました。

本件仲裁において、SCEら申立人4社(注3)(以下「SCEら」といいます)は、本件契約の保証義務違反等に基づく損害賠償を当社に対して求めており、平成27年10月26日付「(開示事項の経過)当社に対する仲裁申立に関するお知らせ」にて、当社に対する請求額が75.7億米ドル(1ドル=120円換算で、約9,080億円)に確定した旨、お知らせしましたが、平成28年7月14日(米国時間)にSCEらが提出した主張書面において、仲裁手続きにおいて許される範囲内で、請求額を66.67億米ドル(1ドル=106円換算で、約7,070億円)に変更したことが判明しましたので、お知らせいたします。

なお、今回変更された請求額は、あくまでSCEらが当社に対して主張する損害賠償の請求額であり、当社が支払うべき損害賠償額が確定したものではありません。

本件に関して今後新たに開示すべき事項が発生した場合には、速やかにお知らせいたします。

注1. SONGSは、SCEが78.2%、San Diego Gas & Electric Company(以下「SDG&E」といいます)が20%、City of Riverside(以下「COR」といいます)が1.8%の比率で共同所有しております。
注2. Mitsubishi Nuclear Energy System, Inc.は、当社の100%子会社であり当社原子力事業の米国拠点です。
注3. 平成26年7月22日付「(開示事項の経過)当社に対する仲裁申立に関するお知らせ」にて、SDG&E及びCORの本件仲裁への参加が平成26年6月16日付でICCにより承認された旨、開示しております。