米国原子力発電所向け案件に関する一部報道について

三菱重工業株式会社
 当社が米国カリフォルニア州のサンオノフレ原子力発電所向けに納入した蒸気発生器の配管に生じた不適合に関し、一部報道がされておりますが、当社は当該機器の製造者として早期問題解決のために、お客様と共に徹底的かつ組織的な調査を行い、全力で支援しているところであります。

 なお、日本の発電所ではサンオノフレ原子力発電所向けと同型式の蒸気発生器は使用されておりません。
 同発電所向け取替用蒸気発生器は、伝熱面積及び重量が国内向け蒸気発生器のほぼ2倍と超大型のものであり、国内で使用されているものとは仕様及び条件が異なっております。国内プラントの蒸気発生器では、長期間の運転実績でこの様な不適合が生じていないことから、類似事象が発生する可能性はないと考えております。

 当社と致しましては、納入した全てのプラント及び機器の安全運転が最優先であり、引き続き、お客様の支援と共にプラントの安全運転に貢献してまいります。