次世代軽水炉の開発に関する一部報道について

三菱重工業株式会社
14日朝、次世代軽水炉の開発について、共同開発を進めることで合意したとの一部報道がありましたが、当社見解を以下のとおり、お知らせいたします。

  • 次世代軽水炉につきましては、2030年前後からの代替炉建設需要をにらみ、国家プロジェクトとして、政府の支援や電気事業者の協力を得ながら、当社、日立GEニュークリア・エナジー株式会社、株式会社東芝の国内プラントメーカー3社が170~180万kW級の加圧水型軽水炉(PWR)及び沸騰水型軽水炉(BWR)各1炉型の大型プラントを開発すべく、2008年度より開発に着手しております。
  • 次世代PWRについては、当社が主体となり、当社の提案するプラント概念をベースデザインとし、当社が責任をもって設計・開発を行うこととなっております。
    なお、要素技術については、東芝/ウェスティングハウス社が魅力的かつ具体的な提案を行うことを条件に、当社、東芝/ウェスティングハウス社双方が提案し、次世代PWRへの採否を決定することとなっております。