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放射線治療装置
第7回産学官連携推進会議で経済産業大臣賞受賞

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6月14、15日に京都国際会館で開催された第7回産学官連携推進会議(内閣府他各省庁主催)において、当社、京都大学、および先端医療振興財団で取り組みを進めてきた放射線治療装置「線形加速器システムMHI-TM2000(承認番号22000BZX00028000)」の開発が、我が国の産学官連携の開発プロジェクトの最優秀事例として、経済産業大臣賞を受賞しました。

表彰式の様子
本会議は産学官が連携し、日本から発信する技術で世界に通じる製品の開発を行う等の革新的な活動を評価、促進するものです。
今回の受賞は、当社の技術(産)と、京都大学殿の臨床的知見および先端医療振興財団の臨床サポート(学)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)殿の先端技術開発への助成(官)が融合し、「MHI-TM2000」という世界最先端の画像支援機能付放射線治療装置を完成させたことが評価されたものです。

放射線治療は、手術および化学療法と並び、がん治療の3本柱の1つとして知られていますが、従来我が国では「副作用が強い」「緩和治療(注1)にしか適用されない」といった負のイメージが強い治療法でした。しかし、近年の医療画像技術・コンピュータ技術発展により、放射線治療のメリット(注2)を最大限生かせる環境に変化してきています。
そのような状況下において、当社装置は近年急速に発達してきた様々な放射線治療装置の中でも、「高精度治療を簡単に、短時間で行う」ことを目的に開発された装置です。実際に使用いただいた医療関係者の方々からは、「副作用・束縛時間を最小限に抑えた効果的な治療が可能で、患者様を心身共に優しく包み込み、共に闘う装置」とのご評価をいただいています。

皆様方からの期待に十二分に沿い、国内に留まらず、世界の放射線治療装置の新たなスタンダード機としてがんに苦しむ患者様の助けとなり、明るい病後への後押しとなれるよう、市場展開・技術開発に関係者一同、鋭意取り組んでいきます。

注1 転移がん等での痛みを和らげることを目的として施される治療
注2 生活の質の維持(通院治療可能で経済的、体力維持、美容維持)

Tags: 産業機械,アジア,I&Iドメイン