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2020年度の新入社員に泉澤社長・CEOが励ましの言葉を贈る

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三菱重工グループは1日午前、予定していた2020年度の入社式を新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止したことに伴い、泉澤清次社長・CEOが動画を通じて、同日から当社グループの一員となり社会人生活のスタートを切った新入社員に対し、激励の言葉を贈りました。泉澤社長・CEOからは社会人の先輩の立場から、当社グループ社員としての心構えが示されるとともに、若い社会人たちの今後の活躍に強い期待が表明されました。

社長・CEO挨拶要旨

希望に満ちた皆さんを、三菱重工グループの新しい仲間として迎えることができたことを、心から嬉しく思います。また、多くの企業グループの中から、三菱重工グループを選んで頂いたことに感謝します。
今日から、皆さんの企業人としての新しい道のりが始まります。何事にも積極的にチャレンジして、自らの道を切り開き、それぞれの充実した人生を創り上げていかれることを心から祈念します。
世界は今、新型コロナウイルスや米中貿易摩擦による景気の不透明感、地球環境問題への関心の高まり、そして第4次産業革命といわれるような大きな変革の中にあり、当社グループを取り巻く環境は厳しいものがあります。こういう時代だからこそ、「ぶれない軸」を持ち、企業は社会に貢献していかなければならないと考えます。共に力を合わせてグループ一丸となって力強い一歩を踏み出していきましょう。

【三菱重工グループの使命】

当社グループは創立以来、「社会の課題に対して、技術やノウハウでソリューションを提供すること」を使命としています。三菱の発祥は、明治3年(1870年)に創業者である岩崎彌太郎が、九十九(つくも)商会を興したことに遡り、今年で三菱が創業150周年を迎える節目の年になります。三菱重工グループとしては、明治17年(1884年)に長崎造船所を開業したときから、本格的な事業がはじまりました。それ以来、当社グループは日本の近代化と共に歩み、社会の変化とそのニーズに応えながら135年余りの歴史を積み重ね、この間、船舶や航空機、ロケット、発電設備、社会や産業を支える様々な機械やプラントなどを提供してきました。長い歴史の中で、当社グループは、お客さまのニーズに応えるため、常に技術を磨き、「日本初」「世界初」となる製品を数多く開発・製造してきました。時には大きな失敗も経験しています。しかし、この失敗から新たな知恵を生み、経験を積み、さらに高度なことへ挑戦をしていく力を培ってきました。お客さまや社会が求めるモノに果敢に挑戦し、まだ見ぬ新しいソリューションを提供していく、それは、まさに三菱重工グループに脈々と受け継がれる社会的使命ともいえるもので、世界各地に展開する約300社の会社で構成されるグローバル企業となった今も変わることはありません。

【三菱重工グループが目指す姿 社会の変化に対応した変革へMHI FUTURE STREAMに取り組む】

近年、SDGsが注目されていますが、社会課題は複雑化し、お客様や市場がもとめる価値も変化してきました。また、AI技術、3Dプリンティング、バイオなど技術革新も加速しています。当社グループはこれまで、社会インフラを構成する機械システムの提供を通じて、社会の進歩に貢献してきましたが、今後私たちが社会や人に対して貢献し続けていくためには、これらの課題や価値観、技術の変化を深く洞察し、企業として柔軟に対応していくことが求められます。そこで私たちは2018年より新たな取り組みとして「MHI FUTURE STREAM」を開始しました。MHI FUTURE STREAM は、激しく不確実な変化の中で、当社グループが将来にわたって社会から求められる存在であり続けるために、社会の動向をキャッチし、あるべき姿に向けて変革を続けていく取り組みです。そして、この取り組みを通じ、「脱炭素・低炭素化」「電化あるいは知能化に伴う機械システムの進化」というキーワードを導き出し、現在、具体的な展開計画を進めているところです。

皆さんには、お客さまや社会の課題に対して、技術やノウハウでソリューションを提供するという、当社グループのミッションを常に意識しながら、変化や失敗を恐れることなく、貪欲に新しいことにチャレンジして欲しいと思います。均一な組織からはイノベーションは生まれません。あらゆることに好奇心を持ち、広く、世界をみて、多くの仲間と仕事をしていって下さい。

最後に、皆さんは三菱創業150周年という記念すべき年に入社されました。新しい「世界の三菱重工グループ」の歴史の1ページを刻んでいくべく、一緒に頑張っていきましょう。

以上