Press Information

ボーイング787型機の複合材主翼1000号機目を出荷
自動化による生産性向上をさらに推進へ

Print

◆ 名古屋航空宇宙システム製作所 複合材主翼センターで2月10日に出荷式典を開催

◆ 着実な生産拡大と生産性向上で民間航空機事業の発展に寄与

三菱重工業株式会社は10日、米国ボーイング社の中型ジェット旅客機787型機(ボーイング787)の1000号機目となる複合材主翼を名古屋航空宇宙システム製作所 複合材主翼センター(愛知県名古屋市港区)から出荷しました。2007年5月の初号機出荷からの大台達成となります。記念の複合材主翼は、同センターに隣接する東名古屋港埠頭から船で中部国際空港に運ばれてのち、専用貨物機 "ドリームリフター" でボーイング社のチャールストン工場(サウスカロライナ州ノースチャールストン市)へ輸送される予定です。

出荷当日には、これを記念して出荷式を開催。式典には、ボーイング ジャパン社長 ウィル シェーファー氏をはじめ多数の方々にご列席頂き、お祝いの言葉を頂きました。

ボーイング787の複合材主翼は、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を旅客機では初めて採用。従来のアルミ合金やチタン合金に比べ強度・剛性および耐食性に優れ、大幅な軽量化と従来機比20%以上の燃費向上につなげ、最高レベルの環境パフォーマンスを実現しています。

こうした優れた特徴を持つボーイング787の需要は堅調で、わずか13年という短期間での1000号機出荷を達成しました。当社が1000号機出荷まで歩んできた歴史において、AI(人工知能)・デジタル技術などの技術革新を取り入れ、品質向上と生産拡大、原価低減の実現に向けて、自動穴あけ機やシール塗布ロボット、艤装ムービングラインなどの導入による自動化・省人化により効率化をはかり、民間航空機事業における確かなモノづくりの技術の蓄積と発展に努めてきたものです。

三菱重工は、これからもさらなる生産性向上に向けて自動化に取り組み、信頼性の高い技術によって世界中の人々に快適な空の旅を届けてまいります。

以上

式典の様子