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三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社が7月1日より営業開始
M-FETグループの中核を担い、“Logistics & Energy”を始動

三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボ
ホールディングス株式会社
三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社
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 三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングス株式会社(以下、M-FET)は、その傘下に、エンジンおよびターボチャージャを扱う事業会社を設立し、7月1日より営業を開始しました。新しい事業会社の社名は「三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社」(以下、MHIET)で、資本金は統括会社であるM-FETの100%出資となります。取締役社長には、花沢芳之(前三菱重工業株式会社執行役員 エネルギー・環境ドメイン副ドメイン長)が就任します。

 新会社MHIETのエンジン事業では、分散型電源市場での事業規模拡大やディーゼル事業の強化をはかり、ターボチャージャ事業では、技術力強化による受注拡大、コスト競争力強化による収益性向上、グローバル生産体制の構築・増強などを目指します。

 本日のMHIETの営業開始により、M-FETグループが本格的に動き出すこととなりました。グループ一体となり、“Logistics & Energy”を掲げ、これまでの製品単体でのビジネスに加えて、それぞれの製品の強みをソリューション型ビジネスで進化させ、新たな視点で事業開拓に挑みます。

 統括会社であるM-FETは、三菱重工の物流機器、エンジン、ターボチャージャの3事業を統括し、統合的かつ機動的な経営で競争力を強化させるために、本年3月に発足しました。まず4月に物流機器事業を傘下に置き、続いて7月にエンジン事業とターボチャージャ事業を継承する事業会社のMHIETを発足したことで、新たな事業体制が整いました。独自経営の向上により、意思決定の迅速化と効率経営を目指します。そして、3事業の統合、融合を通して、ものづくり力を強化し、「シナジー創出」「組織スリム化」「新ビジネスへの挑戦」を推進し、事業規模拡大をはかります。

 三菱重工グループの規模と利益の中核を担うM-FETは、3事業統合シナジーによる規模拡大と新ビジネスの開拓により、統括会社全体で売上規模1兆円を目指します。

 新しい事業会社の発足に際し、MHIETの花沢芳之社長は、次のように述べています。
「エンジンとターボチャージャのさらなるシナジー追求を通じて、製品開発・技術力をより一層強化し、分散型エネルギーソリューションなどの新領域を開拓していく。また、お客様との緊密な関係の構築に努め、機動力を発揮し、グローバルで活力ある企業を創り上げる。」

 また、統括会社であるM-FETの前川篤社長は、次のように述べています。
「本年4月に傘下としたフォークリフト事業に続き、本日のMHIET営業開始をもって、M-FETグループが正式に本格稼動することになった。改めて気持ちを引き締めている。三菱重工業100%出資の独自経営企業体として売上・利益両面で貢献できるよう、M-FETグループが一致団結し、お客様の喜びを第一に考え、果敢に取り組んでいく。」
新事業会社の概要
1.本社所在地 神奈川県相模原市中央区田名3000番地
2.代表者 取締役社長 花沢 芳之
3.資本金 250億円
4.従業員数 単独:約1,500名  連結:約5,500名
■体制図
体制図

【公式ウェブサイト】
三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングス株式会社(http://www.mfet.co.jp/) 新しいウィンドウが開きます
三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社(http://www.mhiet.co.jp/) 新しいウィンドウが開きます


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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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