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メカトロシステム製品事業をMHI-MSへ移管
新設・アフターサービス一体化で事業の効率化をはかる

発行 第 5140号
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 三菱重工業は2012年4月1日付で、交通・先端機器事業部が手掛ける事業のうち、高度制御装置や一般機械などのメカトロシステム製品事業を当社100%出資子会社の三菱重工メカトロシステムズ株式会社(MHI-MS、本社:兵庫県神戸市)に移管する方針を決定した。これまで分散配置されてきた諸機能をMHI-MSに集約し、新設からアフターサービスまでの一貫体制を構築して、事業の効率化と顧客対応力の強化をはかるのが狙い。

 MHI-MSは、当社メカトロシステム製品事業を会社分割により承継する。承継するのは、文化・スポーツ・レジャー施設、水圧鉄管、風洞・水槽などの試験設備、バイオエタノール製造設備の販売・設計・製造・建設とそれに付帯する事業。

 メカトロシステム製品事業についてはこれまで、新設案件は当社が、アフターサービス工事はMHI-MSがそれぞれ担当して多くの実績を残してきた。しかし、国内市場は成熟の度を増しており、一層の競争力強化と機動的な事業展開が求められていた。そのため、新設、アフターサービスの営業・設計・建設機能を一体化して、事業環境の変化に即応する体制を構築する。

 MHI-MSは、水処理・集じん装置、都市開発製品、料金収受機械、試験検査装置などの開発・設計・製作・据付からアフターサービスなどを手掛ける。設立は2009年10月。当社100%出資のグループ企業5社を統合・再編してスタートした。

 当社はMHI-MSと密接に連携し、その事業展開を全面的に支援していく。

三菱重工メカトロシステムズ株式会社の概要

商号

三菱重工メカトロシステムズ株式会社

所在地

兵庫県神戸市兵庫区小松通5丁目116

代表者(役職・氏名)

取締役社長 渡邊 望

事業内容

水処理・集じん装置、都市開発製品、料金収受機械、試験検査装置などの開発・設計・製作・据付・試運転・運転保守・アフターサービス

資本金

500百万円

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