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三菱重工サーマルシステムズ、ビル用マルチエアコンの公開データを拡充
「Revit」を用いた 3D-CAD データの BIM 対応を開始

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◆ 昨年9月の「CADWe'll Tfas」データ公開に続き、建築業界で普及が進むBIM活用に対応

◆ 国内外の建築設計業界で広く使われる「Revit」により、ビル用マルチエアコン38機種をデータ化して公開

三菱重工グループの三菱重工サーマルシステムズ株式会社(社長:楠本 馨、本社:東京都千代田区)は、建築業界で普及が進むBIM(ビム:Building Information Modeling)に対応した3次元CAD(注)(以下3D-CAD)データに関して、米国のソフトウェア開発企業であるAutodesk社の「Revit(レヴィット)」で制作したビル用マルチエアコンを対象とするデータを新たに公開します。昨年9月の「CADWe'll Tfas(キャドウィル ティーファス)」による3D-CADデータ公開に続くもので、今回の追加により、BIMを活用した設備の“見える化”や、作業ごとに分断されていた情報を統合することによる生産性の向上などに一層貢献していきます。

BIMに特化したCADソフトウェアであるRevitは、壁や窓などといった内外装調度品を容易に3D設計できるものです。建物の外部設計、内部設計、設備設計、家具レイアウト設計などを作業別に作成・保存することが可能で、全体のデザイン設計を素早く共有できます。また、これらを基につくられる3Dモデルから、3Dビューはもちろん平面図・断面図などの図面、建具表・面積表などの集計表を作成することも可能です。意匠から構造、設備、施工、管理に至るまで幅広く対応できることから、海外はもちろん、国内の建築設計事務所や総合建設業者(ゼネコン)、建材メーカーに多く導入されています。

BIMとは、材料・部材の仕様や数量、建屋の構造や設備、販売元などといった建物に関するさまざまな情報を3D-CADデータにして見える化し、建設から管理までライフサイクル全体のデータを一括で管理する設計手法のことです。建物を立体的に可視化することで理解度の向上につながることはもちろん、設備の形状や寸法、コストなどのあらゆる情報をどの工程においても同一のデータとして管理できるようになり、業務効率化につながります。

今回公開するデータはビル用マルチエアコン38機種に関するもので、3月19日から同社ホームページで公開する予定です。今後、店舗やオフィス向けエアコンのほか、産業用ヒートポンプ製品に関するデータのBIM対応も計画しています。

三菱重工サーマルシステムズは、これまで蓄積してきた技術やノウハウに関するBIM対応データを広く公開することで、建築業界における関係者間の業務コラボレーションや、施設の維持管理における生産性向上に貢献していきます。

  • Computer Aided Designの略称。コンピュータを用いて設計をすることができる設計支援ツールです。

 

<ビル内空調設備の3D-CAD データ(例)>

【三菱重工サーマルシステムズ株式会社 BIMデータダウンロードページ】

(3月19日にRevitファミリーデータを追加予定)


Tags: BIM,3D-CAD