Press Information

エア・マンダレイ社とMRJ 最大10機の購入で正式契約
今後成長が期待されるアジア市場でもMRJ が高く評価される

三菱航空機株式会社
Print

英国ハンプシャー州ファンボロー発

三菱航空機は、ミャンマー連邦共和国のエア・マンダレイ社(Air Mandalay Limited:AML)と、MRJ90 10機(確定6機、※購入権4機)の購入の正式契約を締結しました。今回の正式契約締結は、日本の次世代リージョナルジェット機であるMRJの高い経済性と信頼性を評価いただいたものです。エア・マンダレイ社への納入は、2018年に開始する予定です。

エア・マンダレイ社は、ミャンマー・ヤンゴンに拠点を置く航空会社です。現在3機のターボプロップ旅客機を保有していますが、リージョナルジェット機による運航能力の拡大を目指しています。最新技術を採り入れた次世代のリージョナルジェット機MRJの導入は、同社のアジア域内の事業拡大に大きな意義を持ちます。さらにAMLの卓越した経営陣のもと、競争が激化する アジア市場において地理的な優位性を誇るミャンマーでMRJを運航することは、AML と当社の将来的な業界リーダーとしての地位確立に貢献します。

MRJ はこれまでに、全日本空輸株式会社(ANA)から25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングス社(Trans States Holdings Inc.:TSH)から100機(確定50機、オプション50機)、米スカイウェスト社(SkyWest Inc.:SKW)から200機(確定100機、オプション100機)を受注しており、MRJの合計受注機数は325機(確定165機、オプション160機)となります。日本以外のアジアの航空会社からのMRJ の受注は今回が初めてとなります。

今後、成長が見込まれているアジア市場では、2032年までにおよそ1,000機のリージョナルジェット機の需要が見込まれており、今回の基本合意を皮切りに、アジア地域での営業活動を活発化させ、MRJの拡販に注力していきます。また、今後も日本国内の航空産業発展の一翼を担いつつ、MRJ プロジェクトの成功に向けて邁進してまいります。

  • 製造スロットの確保はないが、特定の期間内に確定した発注条件と同条件で航空機を購入できる権利

以 上


mission_net_zero

三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

詳しくは: