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三菱重工エンジニアリング、専門組織「脱炭素事業推進室」を新設
カーボンニュートラルの実現に向けた世界的な動きや顧客ニーズに即応

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◆ 世界トップシェアを誇る排ガスからのCO2回収ビジネスをさらに強化し、導入しやすいCO2回収装置を開発
◆ CO2回収の適用先をバイオマス発電、製鉄・セメント、ごみ焼却等の分野にも拡大
◆ エナジートランジション分野では化学反応技術を活かしたクリーン燃料(アンモニア・水素)の製造・活用を加速

三菱重工グループの三菱重工エンジニアリング株式会社(MHIENG、社長:寺沢 賢二、本社:横浜市西区)は、12月1日付で脱炭素事業推進室を新設します。世界トップシェアを誇る排ガスからのCO2回収ビジネスをさらに強化し、エナジートランジション(低環境負荷エネルギーへの転換)分野での新規の取り組みを一層加速させることで、カーボンニュートラルの実現に向けた世界的な動きや顧客ニーズに即応することが狙いです。

これまでもCO2回収に関して、MHIENGは関西電力株式会社と共同で独自の回収技術(KM CDR Process™)や高効率で吸収できるアミン吸収液を開発・改良してきました。このプロセスを用いた回収装置は、火力発電所や化学プラント等全世界13ヵ所で稼働し、2020年11月時点で世界トップクラスの導入実績を誇っています。一方、世界的にカーボンニュートラルの実現に向けた動きが活発化しています。既存の火力発電所に加え、バイオマス発電所や製鉄・セメント工場、ごみ焼却施設の排ガスからのCO2回収や大気からの直接回収(DAC:Direct Air Capture)といった幅広い分野でニーズが高まっています。

こうしたニーズに対応するため、MHIENGの脱炭素事業推進室では、よりお客様が導入しやすい回収装置の開発や回収技術の適用先拡大をリードしていきます。また、エナジートランジション分野での新規の取り組みとしては、化学プラント事業の豊富な経験で培ってきた化学反応技術を活かし、カーボンフリーのアンモニアや水素といったクリーン燃料の製造、アンモニアの分解による水素製造技術の開発・活用、回収したCO2の液化・貯蔵・輸送、CO2をメタノール等の他の化学品へ転換利用するCCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)等を対象に技術の実用化を加速させます。

MHIENGは、三菱重工グループにおける成長領域としてのエナジートランジション分野の一翼を担う事業会社として、三菱重工や各事業会社と連携しながら、世界規模でのカーボンニュートラル実現に貢献していきます。

CO2回収装置導入実績1位
CO2回収予想
CO2回収予想

Tags: CCS,CCUS,脱炭素,MHIENG