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トンネル用シールド掘進機事業の統合合意について

株式会社IHI
JFEエンジニアリング株式会社
ジャパントンネルシステムズ株式会社
三菱重工業株式会社
三菱重工メカトロシステムズ株式会社
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 株式会社IHI(以下,IHI),JFEエンジニアリング株式会社(以下,JFEエンジ),IHIの連結子会社でJFEエンジが49%を出資するジャパントンネルシステムズ株式会社(以下,JTSC),三菱重工業株式会社(以下,MHI),およびMHIの完全子会社である三菱重工メカトロシステムズ株式会社(以下,MHI-MS)の5社(*1)は,2015年5月28日付「トンネル用シールド掘進機事業統合に関する基本合意書の締結について」にて公表しておりますとおり,トンネル用シールド掘進機(*2)(以下,シールド)事業の統合(以下,本事業統合)について具体的な協議を進めてまいりましたが,このたび,新事業会社の設立および運営のための諸条件について合意しました。

 本事業統合は,JTSCとMHI-MSのシールド事業を新事業会社に分割・承継することにより行います。新事業会社は,2016年10月1日を目途にIHIの連結子会社となり,出資比率はJTSC60%・MHI40%,本社は神奈川県川崎市とする予定です。今後5社は,統合完了に向け,関連当局の承認取得等の手続きを協力して進めてまいります。

 シールド業界再編の先駆けとして,IHIとJFEエンジが2009年11月に設立したJTSCは,国内トップシェアを誇るシールドメーカーです。世界規模の実績と高い技術力を有するMHIグループの参画は,その事業体制をより強固なものとし,堅調に増加することが見込まれる国内需要の確実な取り込みと,今後の需要拡大が期待できる中国・インド・ASEAN諸国を中心とした,グローバルな事業展開の更なる加速を可能にします。

 新事業会社は,統合の相乗効果を早期に発揮し,より付加価値の高い製品・サービスを提供することにより,世界市場におけるリーディングカンパニーへの飛躍を目指します。IHI,JFEエンジおよびMHIの3社は,互いに連携して,その事業展開をこれまでと同様に,全面的に支援してまいります。  

【脚注】
(*1)株式会社IHI(本社:東京都江東区,代表取締役社長:満岡 次郎),JFEエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区,代表取締役社長:狩野 久宣),ジャパントンネルシステムズ株式会社(本社:神奈川県横浜市鶴見区,代表取締役社長:三木 孝信),三菱重工業株式会社(本社:東京都港区,取締役社長:宮永 俊一),三菱重工メカトロシステムズ株式会社(本社:兵庫県神戸市兵庫区,取締役社長:長島 是)の5社
(*2)トンネル用シールド掘進機
地下鉄,道路,下水道および共同溝などのトンネルを掘るために使用される大型機械設備

【ご参考資料】
■統合スキーム(吸収分割)


■統合スキーム(吸収分割後)


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長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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