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「第22回ITS世界会議ボルドー 2015」に出展
道路課金システムや交通管制システムなどのITSソリューションを紹介

発行 第 5690号
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 三菱重工業は、10月5~9日にフランス・ボルドーのCongre et Expositions de Bordeauxで開催される「第22回ITS世界会議ボルドー 2015(22nd ITS WORLD CONGRESS BORDEAUX 2015)」に出展します。今回のテーマは“Towards Intelligent Mobility-Better use of Space” (宇宙技術で広がる未来のITS)です。当社から展示するのは、測位衛星や広域通信網を使って道路課金を行うCN/GNSS(Cellular Network/Global Navigation Satellite System)方式ETCシステムや道路情報を収集/配信する交通管制システムなどのITS(高度道路交通システム)ソリューションです。また論文発表も行い、当社がITS分野で持つ豊富な実績と技術力について紹介します。

■展示内容
・道路課金システム:CN/GNSS方式ETCシステム、日本のETC規格に準拠したグローバル ETCシステム、RFID(電波個
 体識別、Radio Frequency Identification)タグを使用した新興国向けETCシステム、国内向け料金自動収受機および
 ETC車載器など
・交通管制システム:車両検知装置、情報表示板、中央制御システムなどからなる高速道路交通管制システム
・交通スマート化ソリューション:プローブデータ(車両から送られる車両情報)の収集、収集データを利用した交通シ
  ミュレーション技術など
・ステークホルダーの声(動画):国内外プロジェクトにおける当社ステークホルダーへのインタビュー結果

■論文発表
 論文発表では「日本とスペインの電気自動車(EV)利用比較と運転スタイル分析」、「RFIDタグを活用した様々なITS
   アプリケーション」および「ETC通信電波の電波到来角度検出による位置推定システム」の3件を予定しています。

■「ITS世界会議」とは
 ITS世界会議は、世界3地域を代表するITS団体(欧州:ERTICO、アメリカ:ITS America、アジア太平洋:ITS Japan)
   が連携して、3極持ち回りで毎年開催するITSをテーマにした唯一の世界会議です。一昨年は東京、昨年は米国・
   デトロイトで開催されました。第22回の今回は、60ヵ国以上から約1万人が集まり、約750件の論文発表が予定さ
   れています。

 


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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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