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品川本社ビルのショールーム「M’s Square」を全面改装
13m超す風車ブレードも展示、臨場感を追求

発行 第 4997号
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 三菱重工業は、東京・品川の本社ビル2階にあるショールーム「M’s Square(エムズスクエア)」を全面リニューアルし、11月10日にオープンする。三菱重工グループが手掛ける幅広い事業領域について、エネルギー・環境分野を中心に紹介。13mを超す風車ブレードなどの実機や模型、多様な映像などを展示することにより、臨場感を追求した。2003年5月の本社移転に伴う開設以来、初の大幅改装となる。

【インテグレーション・シンボル展示】
 M’s Squareの展示スペースは約300m2で、コミュニケーションロボット「wakamaru」が出迎える入口から、「特別展示/ラウンジゾーン」「インテグレート・シンボル展示」「テクノロジーギャラリー」などで構成する。

 特別展示では、最新技術やトピックスを選び、期間限定で連続して紹介していく。第一弾として、フォークリフトの動力源などに使われるパワートレインシステムのテストベッドやリチウムイオン二次電池を展示する。

 シンボル展示では、カーブスクリーンを使い、「スマートコミュニティ」と「エアロスペース」についてのVR(Virtual Reality:仮想現実)映像を上映。三菱重工グループの強みである総合力を発揮して低炭素社会の実現を目指すエネルギー・環境事業や、ダイナミックな進展が期待される航空宇宙事業の取り組みを紹介する。

 テクノロジーギャラリーでは、当社製品を「カーボンフリーエネルギー」「高効率エネルギー供給」「エネルギーマネジメント」「交通・輸送システム」「航空・宇宙」の5分野に分類して、各種の展示品をタブレットパソコンによる解説付きで紹介。出力300kWの風力発電用風車に使われる長さ13.5mのブレード実物や、120インチの大型スクリーンを使った「H-ⅡA」ロケットの打ち上げ映像などを見ることができる。また、2ヵ所に設置されたタッチモニター「AR vision」では、現実空間の一部にCG(コンピューターグラフィックス)映像を合成するAR(Augmented Reality:拡張現実)映像により、展示品が実際に動き出したり、来場者自身がAR映像の中に入り込めたりすることが可能となっている。

 フロア中央部では、当社のエネルギー・環境分野への貢献を象徴する空間デザインコンセプト「EARTH BAND(アースバンド)」を具現化。地球を構成する9つの環境要素(熱・地・木・水・光・風・海・空・宙)から抽出した赤から群青までのキーカラーを、モザイクタイルを用いてグラデーションで表し、地球上のあらゆるエネルギー・環境に深く関わり、貢献する当社グループの事業領域を示すことにより、技術と地球との絆を表現した。

 このほか、天井照明の一部には、省エネ性能に優れ環境にやさしい次世代照明として、当社グループ会社のLumiotec株式会社が量産を目指す有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネルを使うなど、「総合力を発揮することにより、この地球にたしかな未来を提供していく」という強い思いを込め、環境に配慮した展示内容とした。当社は新装M’s Squareを、当社グループと幅広いステークホルダーをつなぐ重要な“架け橋”の一つと位置付け、来場者とのコミュニケーションに力を注いでいく。

▽  M’s Square
所在地        〒108-8215 東京都港区港南2-16-5 三菱重工ビル2階
アクセス        JRまたは京浜急行・品川駅港南口より徒歩5分
開場時間          午前9時30分~午後6時(当社営業日)
閉場           土・日曜日、祝日、年末年始および特定日
ホームページ  http://www.mhi.co.jp/discover/mssquare/
入場料             無料

 


Tags: 経営,アジア,コーポレート
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