新日本製鐵株式会社 名古屋製鐵所
[ 大気汚染防止 ]

煙突の建設は、筒身は工場にて大ブロック化し構内の高さ制限を考慮して横置き搬入とし、鉄塔部材には面組み架設を採用し現地架設工程の短縮を図りました。

客先
新日本製鐵株式会社殿
工事名称
名古屋製鐵所5コークス炉煙突
完成年月日
2012年(平成24年)6月12日

特徴

  • 名古屋製鐵所構内のコークス炉設備向けの煙突です。
  • 筒身を鉄塔で支持する鉄塔支持形煙突としています。
  • カルマン渦振動対策として筒身頂部には制振装置が設置されています。
  • 日本建築センターの性能評価を受け、国土交通大臣認定を取得しました。

諸元

煙突形式 1筒三角鉄塔型
煙突高さ GL+120m
筒身径 4.64 mφ
塗装仕様 ウレタン樹脂系
筒内ライニング仕様 軽量断熱キャスタブル70mm(頂部はSUS 2重筒)
付帯設備 制振装置(TMD、ウェイト1ton)×2基
航空障害灯
架設工法 450tクローラークレーン工法

ギャラリー

5コークス炉 煙突全景
面組架設
面組架設

三菱重工グループの実績