Press Information

ドメイン制移行に伴い、全SBU長を明確化
権限の集中・強化と責任の明確化で、市場・顧客の動きに機動的に対応

発行 第 5411号
Print

 三菱重工業は、10月1日以降、9つの事業本部からなる現在の組織体制を「エネルギー・環境」「交通・輸送」「防衛・宇宙」「機械・設備システム」の4つの事業ドメインに集約・再編するのを機に、それぞれのドメインを構成する各SBU※の事業責任者となるSBU長を明確にします。各ドメインの具体的なSBU構成、並びにSBU長の所属・氏名は以下の表のとおりです。

 2012事業計画より導入した戦略的事業評価制度によるポートフォリオマネージメントにおいて、各SBUは、事業のライフステージ(幼年期/壮年期/熟年期)と、収益・財務健全性に応じた事業ポジションに分類され、それに見合った要求リターンの設定と経営資源の配分を行い、全社のリソースの最適化と企業価値の向上をはかっています。

 また、各SBUでは、配分された経営資源を最大限活用し、SBUそれぞれの戦略的付加価値(SAV=Strategic Added Value)を最大化することが求められます。このため、市場・顧客の動きにタイムリーかつ適切に対応し、収益性を高めるには、事業を統括するリーダーによる迅速な判断と機動的な組織運営が必要と考え、今回、SBU長を明確にしたものです。

 今回のドメイン制への移行とSBU長(事業責任者)の任命により、各事業を遂行する権限の集中・強化と責任の明確化(縦軸機能の強化)を行い、当社全体およびドメイン内での最適な事業運営を行っていきます。これに加えて、コーポレート部門の全社戦略機能・事業支援機能の充実(横軸機能の強化)もはかり、グローバル企業としての成長力・収益力を高め、事業規模5兆円の高収益企業の実現を目指していきます。

※ SBU=Strategic Business Unit(戦略的事業評価制度における事業単位)

 

担当窓口:企 画 部、人 事 部


mission_net_zero

三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

詳しくは: