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三菱重工業株式会社 取締役社長 CEO 伊藤 栄作は5日、三菱重工グループの全従業員に向けて、新年の挨拶を行いました。挨拶の要旨は、以下のとおりです。
【業績が順調に推移した2025年】
- 2025年の業績は順調に推移し、当社グループの受注残高は11.5兆円となりました。
- 引き続き、市場の大きな期待にしっかりと応える1年にしていきます。
【ITOを実践する2026年】
- 2026年は「Innovative Total Optimization(ITO)」の考え方を実践し、高利益体質と成長投資の好循環を実現する企業体質へと、大きく変革する年にします。
- まず、「全体最適」の考え方で、リードタイム半減、業務の生産性向上に取り組みます。これにより、今後、当社グループの売上高の2%に当たる1000億円の増益効果を目指します。
- さらに、「領域拡大」の視点で、各事業の成長戦略を具体化していきます。
【変化をチャンスと捉え、事業機会を創出】
- 私たちの事業環境は、大変不透明な状況です。
- しかし、変化を過度に恐れて尻込みしてはいけません。むしろ変化が常態化すると考え、大きなチャンスと捉えましょう。変化に柔軟に対応して、変化に伴うリスクをマネジメントしながら、新たな事業機会を創出していくのです。変化を楽しみ、プラスの面を見つけていきましょう。
【不透明な事業環境で成長を続けるための3つのお願い】
- 「目線を高くし、当社グループ全体のことを考える」
日々の仕事から目線を上げて、「三菱重工グループ」という大きなチームの一員であるという誇りを持って行動しましょう。三菱重工グループには、皆さんご自身と同じ分野の人が、数百~数千人います。それぞれで大きなコミュニティをつくり、仕事のやり方をITOの「全体最適」の視点で変えていくことを想像してみてください。
バリューチェーンの連携強化、部門間の横断と連携、市場分析の先読みなどに対して、高い視点と広い視野を持てば、解決すべき課題を見つけやすくなります。 - 「お客様の気持ちになって物事を考える」
当社グループの社内の事情ではなく、お客様のメリットから物事を考えるようにしましょう。
そのためには、お客様をよく知ることが必要です。「お客様の最大の関心事や困っていることは何か?」「当社への不満はないか?」といったことを理解しているか自問し、お客様と積極的にコミュニケーションを取りましょう。
ITOの「領域拡大」は、お客様のニーズをよく理解し、その解決策を準備することから始まります。お客様のニーズは常に変化しますので、それに合わせて、私たちの仕事の領域も拡大しましょう。 - 「身近なことから、小さく早くトライする」
新しいことを始めるときは、小さな規模で素早く取り組むことが肝要です。自分なりの仮説を立て、影響の小さい範囲で効果を確認しましょう。
当社グループの製品・サービスは、社会の進歩に大きく貢献しています。しかし、その第一歩は、身近な仲間の顔の見える範囲での小さな一歩です。小さなカイゼンとその効果を楽しみながら、スピード感を持ってトライしてください。
社長就任以来、国内外の多くの拠点・グループ会社を訪問する機会がありました。皆さんが明るく前向きに業務に取り組んでいる姿を見て、とても嬉しく思います。そして、私たちは大きく成長できることを改めて確信しています。
本年も、仕事を通じて社会の進歩に大きく貢献していきましょう。
Tags: 社長,年頭挨拶
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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