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◆ 既存路線で円滑な運行を維持しながら信号、通信、軌道などを更新、2030年に完工予定
◆ 東南アジア有数のハブ空港であるチャンギ国際空港においてさらなる安定運行に寄与

チャンギ国際空港APMシステム
三菱重工業は、アジア地域拠点であるシンガポールのMitsubishi Heavy Industries Asia Pacific Pte. Ltd.を通じて、シンガポール・チャンギ国際空港向け全自動無人運転車両(APM:Automated People Mover(注))システムのリハビリ(改修)工事を受注しました。信号、通信、軌道といった主要システムの設備を更新して、安全で円滑な輸送体制を強化するもので、工事完了は2030年の予定です。
当社は、チャンギ国際空港にある3カ所の空港ターミナル間の約6,400mを結ぶAPMシステム一式を2007年に納入しました。以後、現在まで、増車を含む輸送力増強工事や運行・保守(O&M:Operation and Maintenance)契約も継続して請け負っています。

今回のプロジェクトは、運行中の既存路線でのリハビリ工事であり、既存路線への影響を最小限に抑え、円滑な運行を維持した状態で、更新工事を行うことが求められます。これまでの工事で培ってきたノウハウ・経験を生かし、東南アジア有数のハブ空港であるチャンギ国際空港の利用者に、より快適で安心な空港内移動を提供するべく、本工事に取り組んでいきます。
三菱重工グループは、ヒトやモノを快適で安全に運ぶサービスを通じて、今後も世界に貢献していきます。
- ターミナル間および空港周辺施設への移動用として世界各地で利用されています。
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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